支配人に聞く!
国民宿舎「桂浜荘」の新支配人に話を聞きに行きました。
この4月から高知市の直営から指定管理者に委託をされ、桂浜荘は新たなスターをしました。
伊藤敏明 支配人の経歴
公共の宿一筋!
昭和24年生まれ、島根県出身。東京農業大学卒業、環境省の外郭団体である財団法人国民休暇村協会で全国をまわる。岩手、広島、和歌山、岡山、兵庫、香川、長野、東京、鹿児島、そして、高知の桂浜荘へ赴任。
自転車の旅
3万5千キロを800日かけて、国内を自転車で回ったという経験が現在の仕事に生かされているといいます。
サービス業とは!
今の問題点
やさしい口調の伊藤さんは、公的宿泊施設がダメになった一番の原因はそこで働く職員が給料はその施設を設置した市町村からもらうもの、役所が給料を払っていると思ってしまっていて、たくさんのお客様の代金を頂いて、自分達の施設を維持し、自分達の生活をまもるという意識が欠如していると話します。
意識改革へ
まず、職員の意識改革を図ること、サービス業としての組織のありかた基本姿勢についてこれから元気に取り組むようです。
組織「長」の役割
「ピラミッド型」の組織は効率を優先し上からの指示、命令で管理されていて、お客様より社長が偉く、社員は社長のために仕事をすることになる。伊藤支配人は「逆ピラミッド型」のお客様を最優先にかんがえる組織が大事と言います。ニーズが分からなかったら会社はつぶれます。
「長」支配人は全ての職員をバックアップし、現場職員が働きやすい環境を作るのが最大の仕事であると話してくれました。
『トップの姿勢が職場をかえる』ことは利用者、市民のためにつながっています。 高知市行政改革もここがポイントではないでしょうか?話を聞いて改めて思いました。
Comments