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2006.09.27

新堀川工事、知事=「検討」

  26日、県議会で、先日の市議会の質問に続いて、新堀川とまちづくりで質問。知事は、はりまや町一宮線の工事について追手筋までの4車線化は進めるとしながらも、交通量調査は平成2年のもの、ワークショップも含め自然保護の努力をしてきたことにふれながら、一方、歴史、地元の資源を生かしたまちづくりという視点の必要性を言及。階段護岸については、「引き続きよりよい保存の方法を関係者と相談していきたい」とし、かるぽーとに至る工事については、最新の交通量調査の結果をまって「これらの調査や実際の車の流れだけでなく、水辺や堀割という歴史的な資産を生かしたまちづくりの視点から広く県民や高知市の意向を聞き、今後の方向性を検討してはどうかと考えている」と大幅に工事を変更する可能性を答弁しました。
 ひとつ議論が前に進んだのは確かです。地域の資源に地道に光を当て続けた市民の粘り強い運動の力です。今後、市民のまちづくりに対する意識と運動がさらに問われることになります。
 高架遊歩道の凍結、高知城掘跡保存の方針に続き、まちづくりに対する流れの変化が生まれはじめています。

 高知市長=「建設の中止は考えていません」 

 共産党は定例市議会の20日、はりまや町一宮線の拡幅工事の必要性やまちづくりと文化行政の視点を市長、部長に質問しました。
質問主旨
◎ 交通量は今後も増えるのか
◎ まちづくりに取組む市民運動の意義と位置付けについて
◎ 市民の意見や現状をふまえ、4車線への拡幅工事の凍結について県と協議する考えについて
市長答弁主旨
●交通量については将来の人口減少が予測はされますが、はりまや一宮線は高知インターチェンジから中心市街地への新しいルートとして、本市の大変重要な幹線道路となると考えているので建設の中止は考えておりません。
●市民運動の位置付けに対してはこの地域との連帯やそれぞれの地域の人々や各企業との連帯も密接にしていかなければならないと思っています。
行政としてはその時の状況に、何が一番大切な判断かということを総合的に情報を入れながら総合判断をしていかなければならない。

 県と市の違いが浮き彫りに!

 知事は「検討する」市長は「建設中止はできない」と大きく違う答弁です。
今後、高知市は県の意向をどうのように受け止め、協議をすすめるのか?これから、注視していかなくてはなりません。住民や地元商店街への影響や歴史的文化財や自然環境への認識また予算カットで大変な財政の中で今一度、見直すと言う姿勢に反論する市民、県民はいるのでしょうか?
 このような政治的判断が求められています。


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2006.09.13

新堀川へふた、4車線拡幅道路工事はいま必要なのか?

新堀川へふた、4車線拡幅工事の必要性を問う!!

 ○平成七年に決定された都市計画道路「はりまや町一宮線」の4車線化工事を県と市が一体となって進めようとしています。しかし、新堀川にふたをする計画に対して、環境や歴史文化、観光などの問題や計画当時より交通事情も変化していることなどから、地域を含め、多くの方から「4車線化の必要性を再調査するべき」などの声があがっています。

 交通事情の変化をふまえ、歴史と文化を活かしたまちづくりを!

 平成18年度の工事予算は総額9億3千万円 (市負担6千780万円)
 事業の目的は4車線化すれば、はりまや橋に集中する交通緩和・通勤の混雑解消など都市機能の向上が図られるとしています。南北交通の混雑の解消が言われていますが、交通量調査でもこの5年間で1割減っていますし、人口減や高齢化による車の保有数の減なども明らかになっています。またJR高架事業が終了すれば南北の混雑問題は十分解消されると市長も認識しているところです。


 50年100年かけての街づくりの視点を!と橋本知事

 橋本知事は、自らのブログで土木の専門家からのお便りを紹介しながら、まちづくりに対しての考え方を発言しています。お便りの要旨は以下のとおり。
 『国土交通省が東京の日本橋の上空に首都高速道路を建設したのは失敗だったと反省している時代に歴史的遺産をつぶして道路をつくる感覚が信じられない』『小樽運河も油津の運河も埋め立ての危機にあいながら歴史的に魅力ある街として蘇った』『観光立県を目指しているはずなのに、歴史という最も観光に重要な遺産を捨て去ろうとしている』『小樽や油津もかつては汚いドブだったので高知でもお堀を活かした街づくりは可能』
 
この指摘に知事は以下のように発言しています

 『財政難を理由に方向転換することで、関係者のメンツを保つことができるのではと提案されていましたが、僕は逆に正面から文化や環境の価値を打ち出していく方が、国には受け入れやすいのではないかと感じています。』
『高知市内では、県外の企業が落札をしたお城近くの土地から、歴史的な空堀が見つかったという事例もありますのでこれからを活かした50年100年をかけての街づくりの視点が今求められていると感じている』と。みなさんはどう思われますか?

 まちづくりの方向とは!
 新堀川地区の『はりまや商店街』が厚生労働白書で紹介される

 厚生労働白書では「地域の支えあいと職場(働き方)の見直しと題して地域において人がどう支えあうかを書いています。
 特に商店街を中心とした地域づくりが成功しているとして、高知県高知市・はりまや橋商店街が紹介されています。 衰退していく商店街をどうしていくかが、住民や商店街の方達の悩みでした。
 2002年から店舗が立ち退きその空き地165平方メートルを「わくわく広場」と名づけて毎週金曜日にはりまや商店街サロンとして色んなことがされています。 
 私も参加しましたが、テントがあって、七輪がおかれ商店街の金曜市(地域の物産産市)などの食材を自由に焼いて食べれるというスペースがあります。私も市で買ったばかりのお餅を焼いて食べていると隣では、同じく市で買ってきた干物を焼いているおばあちゃまがいます。すると、おばあちゃんは私に「干物美味しいき、食べてみ!」と言います。私も「そしたら、お餅もどうぞ!」 と知らないおばあちゃんとの会話が弾みます。
 また、IT、インターネット、ホームページ、ブログの交流コーナーがあって、それがきっかけで広場の方と知りあいになり、私はこのブログを発信することになりました。今もネット、交流の輪が広がっています。
 また、介護予防の一環で行っている高知市の「いきいき100歳体操も」広場の近くに介護士などを招いてしているそうです。毎回、金曜市に合わせて20人ぐらいが参加しているようです。
 
 住民の方の思いが伝わります!!
 近くの新堀川で釣堀り大会
 

 すぐ近くにある新堀川では、釣り体験ができたり、夜には川辺にキャンドルを並べる取り組みや、近くの小学校は貴重な歴史遺産をフィールドワークしたり、最近は地域のお祭りも復活したり・・・。魅力あるまちづくりが進んでいます。 自由民権運動、坂本竜馬ともゆかりの深い歴史遺跡や文化の残る地域です。
 どこにもまねができないまちづくりができるということは、すごく貴重だと思います。

 
 

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朝から格闘!愛VSトカゲ

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 朝、息子を学校へ送り出して新聞を呼んでいると、な・な・なんと!トカゲの赤ちゃんが目の前に突然現れました!虫系も爬虫類系も大の苦手な私は大騒ぎ!怖怖、様子を見ていると不思議と玄関の方へチョロチョロ走りだしドアを開けて玄関マットっで「あっちー!!」というと出て行ってくれました。ホッとしてます。

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2006.09.07

夜の牧野植物園へ

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夜の植物園へ息子たちといってきました。夜咲く花は白い花が多くきれいでした。からすうりの花はレースの布のように細かい網目の花びらです。写真の蓮の葉には息子が乗っています。体重が20キロまでの人は乗れるということで、子供たちに大人気でした。おそるおそる乗った息子も喜んでピースしてます。蓮の花は二日しか咲かないそうです。その上、一日目はピンク色の花びらで二日目は真っ白の花びらに変わります。不思議ですよね!
他にも懐中電灯で照らしながら、探検してきました。

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