「自治体学校の到達点にたって持続可能な未来社会をつくろう」
講師:宮本憲一(元滋賀大学学長・元自治体問題研究所理事長)の話をきいて・・・。
今、首相が辞任し解散総選挙が目前となり、多くの方が自民党・公明党の政治をおわらしたいと思っています。そこで自民党がダメなら民主党がいいのか?ということが聞こえてきます。政治のどこが変わらなければならないのか?政治の担い手が民主党にかわることでどこがどう変わるのか?中身を見なくてはならないと思います。
そこで「中身」をどう見るか?当然、庶民の暮らしの目線が第一ですが・・・・・私たち国民の政治を見る視点もとわれていると思います。
感想:一日目、宮本先生の講演をきいて今、政治に求められるものは何か?特に新自由主義といわれる日本が進んでいる競争と儲け主義の政治がつくり出した「貧困と格差」の実態にどう政治が取組むか、転換の必要性という大事な課題について学ぶことができました。子供にまで格差と貧困の問題が広がり、一向に出口が見えません。貧困により、病院にも学びたい学校にも行かれない子供たちが身近に増えてきた事実に向き合う政治が大事だと思います。世界の情勢から日本の政治がどんな位置にいるのか?どこへ向かっているのか?その方向が地球破壊だと言うこともリアルに見えてきました。人間の営み経済活動も文化も近年にできたものでなく何千年も前から続いてきたものです。そいう視点からどのような発展がいいのか?私の知りたいところです。先生は「持続可能な未来社会を」という位置付けをしました。議会報告をしているとある女性が「私達の乗っている地球号(地球)が危ない」「今の日本という船は大丈夫か?」私もそうだなと思いました。小手先の改革では変わらないところまで、色んなことが危機がきていて儲け優先の資本主義社会ではのり越えられないということもよくわかりました。
足もとの自治体で何ができるのか?また実際動き始めている自治体の先進事例を勉強したいなと思っています。そのためには政治家任せ、官僚任せの改革ではなく、色んな現場から知恵がだされ、住民が主体的に政治に関わることが一番大事なことだと学びました。