『和顔愛語』いただきました!
先日、ある集まりで95歳になられるおじい様に色紙を頂きました。書かれてある言葉は『和顔愛語』です。
そのおじい様が現役のころ職場などでもで心がけていたと言います。この言葉に秘められた意味はなにか?聞きました。
「和顔愛語」は「無量寿経」という佛教の経典にある言葉だそうです。一日の仕事に疲れて帰った時、家の者が暖かい笑顔で迎えてくれ、優しいいたわりの言葉をかけてくれたらどんなにか疲れも休まる事でしょう。もし自分がいつもにこやかで、言葉も優しかったら周囲の人もどんなにか心が安らぐでしょう。職場でも皆が和やかな顔で優しくものを言ったら、きっと楽しい雰囲気を作り出すに違いありません。仕事もスムーズに運ぶとおもいます。と話して下さいました。 また心理学にジェームズ・ランゲ説というのがあります。アメリカの有名な心理学者ウイリアム・ジェームズとコペンハーゲン大学(デンマーク)の医学教授カール・ランゲが同じ時に発表したので、2人の名前ををとってジェームズ・ランゲ説といっていますが、それによると、『人は嬉しいから笑うのではなくて、笑うと嬉しくなり、腹がたつから怒鳴るのではなくて、怒鳴ると腹がたつ』というのです。そして実際にやってみて気のつくことですが、にこやかな笑顔で話すと声の響きもやわらかになり、言葉も優しくなります。
「和顔愛語」いい言葉です。 こころがけようとおもいます。
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