またも原発事故で自殺
6月11日、酪農家が自殺
フォト・ジャーナリストの森住卓さんが農民新聞にリポートを載せていますが、記事をみて涙。
森住卓さんは有名なカメラマン。戦場、紛争、核汚染、苦しみの中にある命の現場、世界各地へ取材に行かれていますがその写真展をみたことがあります。イラク戦争の写真展だったなか?・・・
核汚染の現場にも多く行かれているようです。日本で起きた福島原発事故へ取材に・・
福島県相馬市の酪農家の自殺
これで農家の自殺者は二人目。50代の酪農家、原発事故以来、搾った原乳を捨て続けたといいます。
売れないからといって生き物の牛の乳を搾らないわけにはいかないのです。搾っては捨てることを想像すると苦しくなります。森住さんの写真には自殺した男性が書いたと思われる遺書が写っています。 堆肥舎のボードに白いチョークで「馬鹿につける薬なし」「原発で手足ちぎれ酪農家6月7日」「やる気力なくした6月10」・・・
原発さえなければ・・・・すべてを失った男性の最後の言葉と文字です。 やる気力なくしたのチョークの黒板の文字は見ると涙がでる。 誰もいなくなった村には餌も与えられず餓死していった家畜たち、原発の周りは死臭が漂うという・・・・悔しすぎる!
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