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2012.05.11

県の子ども条例と市のとさっこタウン

 とさっこタウンに生きる『こども条例』の理念 

 とさっこタウンに生きる『こども条例』の理念という言葉は県の「こども条例」推進と調査審議を行うために設置さした、高知県こどもの環境推進委員会が作成した記録集の最後のページに出てくる見出しの言葉です。
 この記録集はこども条例記念フォーラム事業のとりくみを記録したものです。
こども条例記念フォーラムの事業は県の予算で行われていますが、突如浮上してきた、こども条例の是非議論の中で県議会がこの予算が凍結するという危機がありました。が、 5月9日の新聞報道でも「12年度のフォーラムとこども環境づくり推進委員会の開催経費約137万円の執行認めた」とある様に、継続される見込みになりました。

 こども条例が生きる、とさっこタウンとは何か

 高知市の委託事業のひとつで、子ども達が町をつくると言うのがコンセプトです。「トス」という通貨があり、仕事をして税金を納め、選挙で市長や議員を選び社会の仕組を学ぶという取り組みです。色んな業種があるのも魅力の一つです。私も行きたい、子どもについて行こうかと思いましたが、すぐ定員オーバー、保護者であっても大人は中に入れないルールになっており、本当に子どもだけの世界、まちづくりになっているのです。(あぁ~子どもになりたい~とつぶやいて、息子に驚かれたことを思いだしました。)
 2009年からの事業で、小学校4年生~中学校3年生までが参加対象です。定員300人です。競輪施設をかりて毎年行われてきました。 市から指定管理を受けているNPO高知市民会議の事業の中でも大変好評な事業だとお聞きしています。

こども条例記念日フォーラム 

 その、とさっこタウンの中で子ども達による「議員選挙・議会運営」という部門があり、それが「こども条例記念日フォーラム」と位置づけられ、県のこどもの環境づくり推進委員が参加して、取り組みをレポートしています。
レポートがまとめられて今回、記録集として出されているわけです。
 こども条例第6章第17条の「広める」というところでも、8月6日を記念日と定めて県民に広めるとあり、その具体化として「記念日フォーラム」が位置づけられています。

こども条例をこどもが評価

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 記録集で紹介されていますが、とさっこタウンの中で、果たしてこども条例がどのように受け止められているのか、という視点で、現状の「こども条例」をパネル展示し、アンケート調査を行っています。
 こども条例を知っていると応えた割合は8%、知らないが98%、好きな条文は何か?との問いではダントツ第1位が「夢を持ち続ける」でした。次が「自然と交わる」、「文化と交わる」「人と交わる」とつづきます。
 そして、レポートを担当した県の推進委員さんのコメントで印象に残った言葉は「・・・選んだ人の中には夢をもっている人、いない人がいました。・・これから見つけたい人もいました。・・夢がまだない人は夢が見つかるといいなと思います。夢を持っている人は今の夢がかわってもいいので、色んな夢を持って、夢に向かっていろんなことが学べたらいいなと思います」というところです。
 最後のページにも書かれていますが、このとさっこタウンは、まさに「こども条例」が生かされている場だと思います。アンケートの結果にあるように、こどもは夢を持ち、人や自然、文化と交わりたい、大切だと思っているのです。 とさっこタウンの中ではやってみたい職業に就き、人と交わり社会、町を自分たちでつくっています。
 記録集の写真に笑顔のこども達が写っています。「こども条例」が生きる場はこどもの笑顔を増やします。
推進委員は知事の付属機関ですが、全国で初めてこどもの委員を任命しました。(15以上ですが)
これこそ、全国に誇れるのではないでしょうか。
 こども条例を前県政の左翼的な遺物と評した県議に言いたい!・・「たくさんのこどもの笑顔を見たいと思いませんか?学力テストに追われ、従う生活でこどもの笑顔がふえると思いますか?」
  今回、県議会の「こども条例」論議は紆余曲折ありましたが、到達点は「これからさらによりよき物に議論を深める」としています。 こども条例記念日フォーラムの予算が凍結されることなく、真に生きるものに繋がる様な取り組みとなることを願っています。
 今回だされた記録集の予算も継続し、周知、調査活動も続けていくべきだと思います。


 
 

 

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