6月市議会 小水力発電の事業化
自立・分散型新エネルギー推進 市=小水力発電の事業化目指す
春野・吾南土地改良区、小水力発電で事業化
19日、6定例議会の質問戦、新エネルギーをどう推進していくかと言う質問の中で、市長は春野の吾南用水と新川川水系について小水力に適しているとし「水利権等の課題が一番あるが土地改良区が水力発電事業者として有力である」と答弁しました。
全国的にも土地改良区自らが小水力発電を事業化し、収入を得て改良事業を進めている所もあります。
市としては自立・分散型の新エネルギーという名前で推進、拡大していく姿勢を示しました。
土佐山でも水力発電の事業化進める
部長の答弁では、市も加盟している「高知小水力利用促進協議会」土佐山高川地区での事業化を計画しているとのことです。ここの水路は公有財産なので事業化するには法人組織の立ち上げが必要という課題もありますが協議を深めると、前向きの答弁でした。
国も推進の為の規制緩和方針を示す
原発がストップしている現状の中、各地で自然エネルギー事業が進められていますが、水利権の問題や今の法律、河川法、電気事業法がハードルとなっていることが浮き彫りになっています。こういった点を改善する取り組みとして国は今年の4月に制度改革の方針を閣議決定しました。
太陽の日照時間も森林面積も水力となる水源も全国トップクラスに持つ高知です。
脱原発! 安全なエネルギーに転換を進めましょう。
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