« May 2012 | Main | July 2012 »

2012.06.27

伊方原発再稼動はいかん!市議会討論

      意見書 反対討論        日本共産党 はた 

 市議第31号、伊方原発の再稼働は国民の納得を大前提として、慎重に判断する事をもとめる意見書に反対の立場から討論いたします。
 
私たちは政府や電力会社による原発の「安全神話」がふりまかれ、原発建設が進められる当初から放射能の危険性の問題や技術の未完成などの構造的問題も示し、脱原発、自然エネルギーへの転換を求めてきました。
3、11の東日本大震災による東京電力福島原発の事故がもたらしたものは甚大で、放射能被害は今もなお拡大しています。日本における災害史上でも類をみない深刻さとなっており、日本を含め世界の人々に大きな衝撃を与え、原発エネルギーの問題を突きつけました。確実に世論は安全なエネルギーを求める方向へ大きく変わり初めています。
22日の夕方には首相官邸前に全国から集まった4万5千人が「再稼働反対」「原発なくせ」「子どもを守れ」と訴えました。
多くの国民が放射能被爆問題に注目をしています。放射能物質の危険性については各議員ご存じと思いますが、目に見えない放射能は住民から住む場所や仕事を奪っています。将来を悲観し自殺する方まで生まれています。子ども達は外で遊ぶことも制限をされ、食べることにも不安の日々です。今もなお家族がバラバラに避難生活をつづける方たちの涙、怒りから何を教訓にするのか問われています。
福島市に住む小学校3年生の男の子が野田首相あてに書いたという手紙を紹介します。
「僕は将来サッカーの日本代表になりたいです。でも今の福島ではいっぱい練習できません。いつになったら放射能はなくなりますか。僕は大人になれますか。早く外で遊びたいです。家族が離ればなれで暮らすのも嫌です。友だちと離れるのも嫌です。どうか僕たちを助けてください。」と訴えています。また福島のある保育園では七夕の短冊に「将来、ガンになりません様に」と書いた子どもがいたそうです。
安全な自然エネルギーへの転換や脱原発へ転換させていく事は当然の選択だと考えます。
しかし16日、野田首相は関西電力・大飯原発は再稼働させると決定をしました。その会見の中で「福島を襲ったような地震・津波が起こっても、事故を防止できる」と断言し、具体的根拠も対策も示さないままでありながら「電力不足」が起きるなどとおどかし、再稼働を強行しようとしています。
現状では全国54基の原発がストップし、原発がなくても生活ができていることは証明されています。国は原発「安全神話」の反省の上に立ち再稼働でなく、徹底した事故検証をおこない、原発からの撤退を明確に決断して安全で再生可能な自然エネルギーへの転換計画こそ示すべきです。
市議第31号では伊方原発の危険性について「暫定安全基準値」にたいして「再稼働ありき」の内容であること、また伊方原発3号炉でのプルサーマル発電についても安全性に不利な特徴があることなど、様々な危険性を指摘しています。私たちも指摘してきたところです。その上、四国電力の公表している中身をみても電力不足は生じないものであり伊方原発を再稼働しなければならない理由は何らないと言い切っていますが、「国民の納得を前提に慎重に判断する」という結論となっている点が重大です。
結局は政府と同じ再稼働の道を残すものとなっています。
伊方原発の再稼働については陳情11号にもあるとおり、福島原発の事故の調査もまだ不十分状態である点や伊方原発近くには新たな活断層が存在している点、特に地震の専門家から問題視されている伊方沖を走る中央構造線活断層帯につながる破砕帯等の調査分析も必要となっていることからも伊方原発の再稼働は認めるべきではないと考えます。 
事故を想定すれば、高知県、高知市への影響は風評被害にとどまらず、直接の被害をうけることになります。

本市議会として、政府が急ぎ進める伊方原発の再稼働に反対する立場を明確に示すべきです。よって市議第31号に対する反対討論といたします。

 福島に住む子ども達が放射能問題に苦しんでいる気持ちを思うと、原稿を書きながらも涙、登壇しても声が震えてしまいます。 野田首相にこの子ども達の声、手紙が届いているのか知りたい。感想を聞いてみたい!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2012.06.21

控え室にお手紙

6月市議会開会中! 今日も質問戦です。

今日、控え室に来るとお手紙が。

 内容は標語です。

 実力の差は努力の差
 実績の差は責任感の差
 人格の差は苦労の差
 判断力の差は情報の差
 
 真剣だと知恵が出る
 中途半端だと愚痴が出る
 いい加減だと言い訳ばかり

 本気でするから大抵のことはできる
 本気でするから何でも面白い
 本気でしているから誰かが助けてくれる

 読みながら、励まされる思い、元気になる気分です。
 ありがたい、お手紙。
 感謝しています。 皆さんに支えられていることを今日も感じています。
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2012.06.20

6月市議会 男女共同参画

 男女共同参画推進

 男女共同参画月間の6月の今日、これまでの到達をふまえ、管理職や審議会への登用を拡大するべきという質問を日本共産党の江口市議が行いました。
 防災審議会も立ち上がり、改めて女性の視点が求められています。H23年3月議会で市長は年齢別に女性登用の比率をみると若い層ほど比率が高いので今後、増えていくものと考える、趣旨の答弁をしています。今回の答弁も具体的な策は示されず、「努力はする」ということだけでした。 
しかし、これでは自然増を持つという姿勢であり、積極的対策を行っているとはいえないと指摘し改善を求めました。努力の中身が問われています。
 実際、防災審議会も条例定数50人にプラス10人して60人ですが、女性がゼロという状態です。
問題は宛職(あてしょく)で人選をしている為で、構造的な改善が必要です。
 審議会の女性比率は現在22.3%、これは係長職を含んでいます。課長職以上となれば極端に低い数値になります。
 宛職であっても女性の比率に基準値を設ければ、弾力的に登用することは可能だと思います。
例えば防災審議会などの場合、福祉部門の管理職が担当となっても女性がその管理職でない場合は、宛職の男性管理職に追加して女性職員も選任するなどするべきです。実際、50人という定数を60人にできるわけですから、積極的な女性登用もできると思います。  今後の市の取り組みに期待します。

 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2012.06.19

 6月市議会 アンケートと海抜表示板

 海抜表示板が電柱にも設置されることになりました。

 アンケートで「地震対策」求める声強く

 市議団は全市民の方を対象に暮らしのアンケートを行っています。現在、約1000通返ってきました。市政への要望として南海地震対策の強化を求める意見も目立ちます。
 その中で海抜標高の表示板をもっと日常生活の中でわかりやすい所につけてほしいとの書き込みがありました。 
 議会質問戦でも取り上げられました。市長は6月7日に四電とNTTとの協議が整ったと報告し「市民が市内のどの場所に居てもその地点の標高高がわかる方法として電柱へ設置していく」と答弁しました。
 
 市議団アンケートは2年に一回のペースで行っていますが、前回は3000通を超えて返信がありました。
現在、全戸配布を行っているところですが、返信のペースは前回を超えそうです。
自分の地域の返信分を読んでいるところですが、消費税、原発問題についても質問していますが、原発にいたっては原発は要らないと答えた方は95%を越しています。消費税も過半数が反対、必要と感じている方も年金や医療、介護に使われるならなど答えています。 仕方ないと思っている方も結構いますね。

 アンケートにもご協力よろしくお願いします。
 
 明日も質問戦です。 台風も過ぎましたし、傍聴もよろしくお願いします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

6月市議会 小水力発電の事業化

自立・分散型新エネルギー推進 市=小水力発電の事業化目指す

 春野・吾南土地改良区、小水力発電で事業化 
 
 19日、6定例議会の質問戦、新エネルギーをどう推進していくかと言う質問の中で、市長は春野の吾南用水と新川川水系について小水力に適しているとし「水利権等の課題が一番あるが土地改良区が水力発電事業者として有力である」と答弁しました。
 全国的にも土地改良区自らが小水力発電を事業化し、収入を得て改良事業を進めている所もあります。
 市としては自立・分散型の新エネルギーという名前で推進、拡大していく姿勢を示しました。
 
 土佐山でも水力発電の事業化進める 
 
 部長の答弁では、市も加盟している「高知小水力利用促進協議会」土佐山高川地区での事業化を計画しているとのことです。ここの水路は公有財産なので事業化するには法人組織の立ち上げが必要という課題もありますが協議を深めると、前向きの答弁でした。
 

 国も推進の為の規制緩和方針を示す 
 
 原発がストップしている現状の中、各地で自然エネルギー事業が進められていますが、水利権の問題や今の法律、河川法、電気事業法がハードルとなっていることが浮き彫りになっています。こういった点を改善する取り組みとして国は今年の4月に制度改革の方針を閣議決定しました。
 
 太陽の日照時間も森林面積も水力となる水源も全国トップクラスに持つ高知です。
 脱原発! 安全なエネルギーに転換を進めましょう。
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2012.06.15

議長、副議長選挙

市議会の議長選挙

 14日、6月市議会が開会されました。
議長と副議長の選挙が行われました。選任について、日本共産党は申し入れを行いました。

 選任にあたっては議長・副議長の候補者は第1党から議長、第2党から副議長、期数を基本として公平かつ公正な選挙を行うよう、一定のルールが必要と求めました。

 これまで市議会の正・副議長の選出は形式的には代表者会で協議されてきていますが、実質的には特定の会派間で事実上決定され、本会議における正・副議長選挙は特定の会派の「たらいまわし」となっています。このような事態をこれからも続けることは本市議会に対する市民の信頼を大きく失うことになります。
 地方自治法第104条では「議長は議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する」と権限と役割が明記されていますし、議長の選出にあたっては選挙で示された民意を最大限反映させることが常道です。これに基づき、衆参両院では第1党から議長、第2党から副議長という形がほぼ貫かれています。
今回の組織議会においても公正な考え、基準のもとで議長選出が行われるべきです。
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2012.06.07

金子みすずさんを訪ねて

 詩人 金子みすずさんの詩に癒されて・・・
みすず記念館のある山口県の港町である長門市仙崎へ行ってきました。
王子山から町を眺めてみました。海は静かにキラキラと太陽の光を受けて輝いています。
 この穏やかさからは鯨漁の拠点となった港だとは想像がつきませんでした。 捕獲された鯨のお腹には赤ちゃんがいて、その胎児たちの供養のために先崎の港には鯨墓があります。位牌もあるとのことでした。 
代表作品の「大漁」にも現れていますが、お魚であっても弔うこころ。見えない海の中にもこころを通わそうとするところ。 立場や環境の違いを理解するこころ。いつ読んでも暖かさを感じます。
 金子みずずさん、本名は金子テルのやさしさや世界観、心の豊かさは鯨の供養する町の暮らしや歴史の中ではぐくまれきたのだらうと、私も改めガイドさんの話を聞きました。

 詩 「大漁」

 朝焼小焼けだ  大漁だ。
 大羽鰮の   大漁だ。
 
 浜は祭りのようだけど
 海の中では何万の
 鰮のとむらいするだろう。


120324_131701

みずずさんが住んでいた家の書斎が再現されています。

ここに居た頃から身体を悪くしていたようです。

この部屋からどんな景色を見ていたのだろうか。
子どもの声 
ツバメの赤ちゃんの口
夕ご飯のにおい
日陰草のユキノシタ
犬のクロ

 マタタビ酒を飲みすぎて縁側で猫にすり寄られている人← 岡山で見た!笑った!驚いた!

書斎がのこる記念館の周辺を歩いてみました。
それぞれのお家の入り口に、みすずの詩が書かれた額が飾られています。
町を歩きながら詩を口ずさむ・・・
 
 詩「こだまでしょうか」はCMでも流れていますね。

  「遊ぼう」っていうと
  「遊ぼう」っていう

  「馬鹿」っていうと
  「馬鹿」っていう

  「もう遊ばない」というと
  「遊ばない」という

  そうして、あとで
  さみしくなって、

  「ごめんね」っていうと
  「ごめんね」っていう。

  こだまでしょうか、
  いいえ、誰でも。

  
120324_164401


仙崎の港にある弁天島 詩にもでてきます。

 ガイドさんの話によると今は陸地と繋がっているのですが、昔は本当に離れ小島だったようです。
 どうして海を埋め立てたのか、天皇陛下が来られるから道を広げて案内するための工事が行われたようです。
この日はすごく風が強く、ビュービューと風の音。
底引き網が束で積まれ、その上をとんびがぐるぐると旋回しています。
潮のにおいに包まれ 弁天島のお宮に手を合わせました

みすずさんは生涯で三冊の詩集を残しました。「美しい町」「星のかあさま」「さみしい王女」です。
最後の一冊「さみしい王女」の中にある巻末手記は、夫から詩を書くことを禁じられた時にその思いを書かれているとのことです。
 
 詩 「巻末手記」

 できました、できました、かわいい詩集ができました。
 我とわが身におしふれど 心おどらす さみしさよ。
 夏の暮れ 秋もはやたけぬ、針もついまのわが手わざ、
 ただにむなしき心地する
 
 誰にみせようぞ、我さへも、心足らわず

 ああ、ついに 登り得ずして帰り来し、
 山のすがたは 雲に消えゆ

 
 とにかくに むなしきわざと知りながら、秋のともしのふくるまを
 ただひたむきに 書きて来し
 明日よりは、何を書こうぞ さみしさよ。


 この最後の2行にどうしても涙が出てきます。
 当時の社会は家父長制度のもと男尊女卑がまかりとおっていました。
 詩を書くこと、投稿することを止められた みずずさんはどんなに悲しい、くやしい、さみしい思いだっただろうと・・。
 

120325_095201


山口県庁の隣にある国宝五重の塔

駅から30分ほど歩くと五重の塔にたどり着きます。
素敵な時間を過ごしました。
金子みずずさんを訪ねる旅は私にとって忘れられない記憶になりました。
また、みんなでいきましょうね。 

つづく・・・


| | Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2012 | Main | July 2012 »