文部大臣からの手紙を無視?
平野博文・文部科学大臣からの手紙
平成24年8月24日付けで高知市長あてに大臣の直筆署名で手紙が届いていました。
内容は学校の耐震化を平成27年度末に完了するよう強く求めるものです。
東日本大震災を教訓に災害等の避難し施設になる学校の耐震化は重要と位置づけその安全性の確保が再確認されたと。文部科学省は昨年5月に「公立義務教育緒学校等施設の整備に関する施設整備基本方針」を改正し、『平成23年度から27年度の出来るだけ早い時期に、小学校や中学校をはじめとする公立の義務教育緒学校等施設の耐震化を完了することを目指す必要がある』と示しています。また平成24年度予算では国として耐震化に必要な予算を確保すると共に地方財政措置の充実を図り、今後においても財政支援などの必要策を積極的に講じていくとしています。その上で耐震化を進めることを高知市にお願いしています。
市の学校施設の耐震化の完了目標は現在は「平成30年」となっていますが、市はこの目標年度を平成27年に前倒しすることが求められます。 また、議会としてもこの事を真摯に受け止め、執行部に強く要望する必要があります。議会の姿勢が問われています。予算支援の裏づけもされおり、当然出来ることです。
新庁舎の建設や旭での区画整理事業などどんどん進んでいます。一方で緊急性からすれば地域の災害避難施設にもなる学校などの耐震化は全国的にも、県内でみても遅れをとっています。
市長や教育長はどう認識しているのか。
国から進捗状況の把握のために視察も行われる予定だと聞くところです。
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