戦前の市議会か!(怒)
異常な愛国心の強制と天皇絶対主義の思想
9月議会の個人質問で保守会派から領土問題・国旗掲揚の質問が行われました。
国旗を本庁だけでなく鏡や土佐山・春野の出先支所で掲揚することを求める質問に対し市長は「国旗・国歌に敬意を表すことは当然、各庁舎での国旗・市旗の掲揚を検討する」主旨の答弁をしました。また消防局長も「各消防署での掲揚を検討する」と答えました。
あげくに、ある保守系市議は今の尖閣諸島問題を出し、「中国の雄たけびに屈し、釈放してしまいました。体当たりした段階で、中国漁船を撃沈してもよかったほどのもの」と発言。
作家山本一力さんのコメントを引用して、台湾を天皇が訪問し、式典を退席する際、他の参加者は起立しなかったことを批判するなどの発言がありました。
また教育勅語を今の教育に光をあて、生かすべきなどの質問が行われ、
教育長は「教育勅語にそのまま光を当てるということについては、いろんな意見があると思うんですけれども。教育勅語の内容とか精神というのは現代の教育基本法、あるいは学習指導要領の目標においても、大切な教えとして受け継がれてきているのではないかというふうに思っております。」と答弁しました。
オリンピックでの国旗掲揚の姿や尖閣諸島問題、中国での反日デモの情勢を利用し愛国心の強調、強制が行われています。どんな理由があろうとも暴力デモなどは許してはいけませんが、戦前に帰るような質問と答弁に寒気と怒りの市議会です。
この動き、流れの意図することは何か!
政治的な閉塞感を愛国心で変えたいと考えているならば、まさに戦前、絶対天皇制を軸に戦争することに繋がる。
Comments
東京都は尖閣諸島購入寄付金で約13億円を集めたが国が購入したために、灯台や船泊まりなどの設置ができなくなった。
釣魚島などを国に20億円強で売って埼玉県に住んでいるという守銭奴の反日地権者はぼろ儲けした。
国は尖閣諸島に移住する人を全国から募ってはどうだろうか。
国際的には尖閣諸島に人が住まなければ実効支配と認められないからである。
しかし民主党政権にはできないから、民主党政権を倒さなければならない。
Posted by: 嫌中・嫌韓 | 2012.09.19 06:29 PM