« September 2012 | Main | November 2012 »

2012.10.31

官製談合問題での影響と対応

どんな対応で改善を進めるのか 

 先月17日、公正取引委員会は高知を舞台に国土交通省四国地方整備局が発注する土木工事の入札において官製談合があったと認定しました。独占禁止法違反とされた県内業者は37社。国と県は指名停止処分(14ヶ月~6ヶ月)を決定しました。市の対応は協議中のため決定していません。
 歴代の行政幹部は「総合評価方式」の合計点など情報を業者側に漏らし、特定の建設会社が受注できるよう業者側も入札価格を話しあって決めていたようです。
 公正取引委員会は国交省に対し改善措置要求をしていますが高知市においても人ごとではない問題です。市発注の入札工事にも関わる業者ばかりです。

 予定価格事後公表への動きに影響も

 市は昨年に入札・契約制度基本方針推進計画を制定、今年の4月からは「公共調達条例」を施行し適正で公平な行政運営を目指すとしています。
その方針に基づく計画の中では公平・公正で透明性の高い入札契約制度の確立という課題が示され、情報漏洩防止対策協議行うことや現在の予定価格の事前公表の取りやめるという取り組みも進めるとしています。
理由は予定価格の事前公表は情報漏洩の違法行為を防止するためには効果があるが、最低価格の積算が容易となり積算能力の低い業者の応札や、くじ引き入札が増えるなどで、国から取りやめるよう指導が出されている為としています。
 市は平成24年度は試行的に事前公表を止めています。その最中の官製談合、情報漏洩問題です。

2回目審議会が12日開催予定 

 市は条例に定められている公共調達審議会を開き、入札・契約に関わる今後の取り組み、あり方を今一度見なおすべきではないでしょうか・?専門家にも意見を聞き、
官製談合が起きた原因・事実も明らかにし、これからの対応を慎重に審議して市民や議会に報告する必要があります。
  厳しい処分と雇用対策 

 違法には厳しい処分が当然ですが、指名停止などによって下請けなどの業者の仕事がへる、雇用がなくなる心配があると聞きますが、元々下請業者の能力・技術によってほぼ工事ができていますから、公共事業が進まない理由にはなりません。違法した大手企業が担う大型事業ではなく、生活に必要な工事は中小、地元のまじめな企業こそ発注し公正で品質の高い公共事業にしていかなくてと思います。
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2012.10.17

映画「隣る人」上映会

ドキュメンタリー映画「隣る人」の高知での上映会をします。 11月23日・県立美術館ホール・14時上映開始・チケット1000円
12月7・8日には日本虐待防止学会の全国大会が高知で開かれます。 子どもの現状を考えるいい機会ですが、今の子ども達の姿や福祉施設の意義を知る上でもいい映画だと思います。 ぜひ沢山の参加をお願いします。
 

どんな映画? 少し解説   プロダクションのホームページから

 一緒にごはんを食べ、お手伝いをして、遊んで、絵本を読んでもらう
時には怒って凹んで泣いたって、同じ布団で寝れば同じ朝がくる
壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らしの記録です。

 地方のとある児童養護施設。ここでは様々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが「親代わり」の保育士と生活を共にしている。マリコさんが担当しているのは、生意気ざかりのムツミと甘えん坊のマリナ。本来、親から無条件に与えられるはずの愛情だが、2人にとっては競って獲得しなければならない大事な栄養素。マリコさんを取り合ってケンカすることもしばしばだ。そんなある日、離れて暮らしていたムツミの母親が、ふたたび子どもと一緒に暮らしたいという思いを抱えて施設にやってくる。壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らしは今日も続く。

 知られざる「児童養護施設」で紡がれている“大切な”日常

ただ寄り添うカメラが見つめ続けた、色鮮やかな映像スケッチブック
新聞やテレビで、「児童虐待」のニュースを目にすることがまれでなくなった昨今。しかし、そのニュースはセンセーショナルに報じられるだけで、子どもが生きる現場に寄り添い、なにが大切なのかを深く洞察した報道は少ない。本作は、「子どもたちと暮らす」ことを実践する児童養護施設、「光の子どもの家」の生活に8年にわたって密着し、その日常を淡々と丁寧に描いたドキュメンタリー。監督はフリージャーナリスト集団「アジアプレス・インターナショナル」に所属し、フィリピンやインドネシア等アジアの児童問題を取材してきた刀川和也。「私の全存在を受け止めて!」と不安の中で揺れ動き続ける子どもたち。自らの信念とその重さに格闘しながらも、子どもに寄り添い続けようとする保育士たち。離れて暮らす子どもとふたたび生活できるようになることを願い人生を修復しようともがく実の親など、生命力に溢れる人々の姿が瑞々しく描かれ、どこにでもありそうな日常なのに、観る者を笑いと涙、人と人とのぶつかり合いの温もりで包み込む。

 児童福祉施設の現状

児童福祉施設のひとつで全国に約580施設あり、そこで暮らす児童は約3万人(2011年10月現在)。災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育を受けている等、家族による養育が困難な2歳から約18歳の子どもたちが生活している。かつては「孤児院」と呼ばれていたが、児童福祉法の制定、改正で「児童養護施設」と変更された。施設形態は大舎制(1舎につき20人以上の児童)が全体の8割と一般的。本作の舞台となる施設は小舎制(1舎につき12人までの児童)。


社会福祉法人 光の子どもの家

 1985年、可能な限り通常の建物でふつうの暮らしを子どもたちに提供する、「子どものための子どもの」施設を建設し、運営していくことを理念として創立された小舎制の児童養護施設。本園に3棟、地域に住宅2軒を借り上げて、通常の暮らしを展開している。2011年10月現在、子ども36名、大学生6名、18歳以上自立未満3名。職員は24名。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2012 | Main | November 2012 »