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2013.08.09

年金・保護費削減で蔓延る貧困ビジネス

 8月から保護費さらにカット 

 自民党が圧勝し、国の年金や生活保護、介護など社会保障制度の後退がさらに加速しています。
 この8月からは生活保護費のカットが行われました。国は670億円を3年間で段階的に引き下げていく考えです。 怒りと不安の相談や電話が一気増えた感じです。
 74歳の生活保護受給中の女性は8月から約5千円減るという通知が来たと言います。「クーラーが買えん、今年はもう2回熱中症で運ばれた」と。引っ越したばかりの市営住宅にはクーラーが無いそうで設置したいとのことですが保護費の削減、食べ物や日用品は高騰、さらに電気代も上がる流れでどうにもならんと訴えています。収入の乏しい高齢者にお金を貸してくれるところはありません。クーラーや冷蔵庫が故障し買い換えたいと思ってもローンも月賦払いも認めてくれない所ばかりで困ったと話されていました。
 社会福祉協議会の生活福祉資金で借りるにしても収入見込みのない高齢者には貸さないケースは多くあります。
 
  高齢者の暮らしがズタズタになっている 

 テレビでは高齢者を狙った「オレオレ詐欺」が手口を変えて増えていると報道しています。孤立化、貧困など高齢者取り巻く環境は悪化がとまりません。
 高齢者の生活環境の悪さからいろんな問題や事件が生まれています。
 中でも少ない年金やカットされ続ける生活保護費など貧困が拡大し闇金融に手を出さざるえない高齢者たちが増えている問題は深刻です。
 低所得の高齢者が困って行くところが役所ではなくなり「闇金」と言うのです。法外な利息をとられるとわかっていても目の前の生活苦が原因で闇金被害にあっています。切り詰めて、質素な生活送っている方でも、クーラーや冷蔵庫が故障するなどし、突然まとまったお金が必要になることは当然、起きうることです。
 今でも少ない年金や保護費ではやりくりはできないですよ。それをさらに削減されると、「闇金」問題や貧困ビジネスの被害が増えていくのは明らかです。

 通帳と印鑑を担保にする闇金 

 80歳近い年金収入だけのおじいちゃんの相談では、すぐお金を貸してくれる所があると聞き訪ねると、年金や生活保護費が振り込まれる通帳と印鑑を担保にするなら貸してくれる闇金業者が市内にあるそうです。
 おじいちゃんは当初5千円借りる為に年金が入る通帳と印鑑を渡してしままいました。闇金業者を通さないと生活費が持てず自由が奪われた状況に追い込まれていました。借金は返したという事で通帳、印鑑の返還を求めても、法外な利息分が残っているとか言われ返してもらえないという問題がありました。 銀行で年金の振込み先を変更してもらいました。しかし、闇金業者はそのあとも執拗におじいちゃんに電話をかけてきて、つながりをもとうとします。
 一緒に警察へ相談にいきました。しかし、若い警官は付き添う私の前で被害を訴える高齢者に対し「そんな所で借られんろう!」と太い声で怒りました。(十分な話しも聞かずに怒鳴る) 
 悪いのはどっちでしょうか。貧困ビジネスで高齢者や生活保護者を食い物にしている法律違反の闇金こそ警察は無くす働きをしてほしいと思います。 

 警察の取り組みはこれでいいのか 


 貧困ビジネスや闇金の大元には警察が取り締まるべき、暴力団や反社会的勢力との関係もあるという話も地域を歩き聞き取りをしていると聞こえてきます。
 警察庁生活安全局は毎年報告書を公表しています。「H24年度中の生活経済事犯の検挙状況について」という報告文書には、現状についての警察庁の認識が書かれています。 投資被害や訪問・電話等での悪質商法被害は減っているものの、被害者の多くが高齢者。闇金被害も減少傾向といいながら、「いまだ暴力団の資金源の一部になっている状況がうかがわれ、被害が再び増加に転ずる懸念がある」としています。
 闇金の検挙事件数はH20が437件がH24年では325件。被害額はH20は約293億円、H24年度は約109億。被疑者の中の暴力団構成員等が含まれていた検挙事件数は48件ありました。暴力団の関与率はH20が33.4%、H24年度は14.8%という状況です。
 手口として元利金と相殺することを条件に闇金業者から通帳口座や携帯電話を提供させられていることもある様です。
 高知県警の闇金の取締り状況は平成22年についてですが相談件数が120件で検挙が4件、犯罪利用口座の凍結62件となっています。
 検挙につながった例として「相談受け、捜査し闇金と判明した事案がある」という会議録があります。実際には相談がどのように扱われているのか、捜査が行われているのか、進んでいるのか被害者もわからない状況があります。 被害者が泣き寝入りしていることもあります。 会議録では高知県警本部として、「闇金は積極的に検挙していく方針である。署員の指導を適切に行っていく」と答えていますが、 実態はどうなのかです。
 積極的な検挙方針や署員への指導を本当に行ってきているのであれば、今回の相談事例の様に闇金の被害者である高齢者に対しての対応は問題です。方針に背くものと思います。
 県民・市民を犯罪から守る任務である警察の姿とはいえない現状です。 
闇金被害者を増やさない取り組みを全力で行ってほしいです。
 
 
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Comments

はじめまして、ブログ楽しく読ませて頂きました。
坪江といいます。
ほんとそうですねよ、
で、どうしたらいんですかね?

Posted by: 坪江 | 2013.08.23 at 02:59 PM

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