放課後児童クラブ値上げ、議会の責任は重大
市民不在の議会、値上げ案を認める
27日、市議会閉会日に日本共産党市議団は今回の放課後児童クラブ値上げ案については今回、結果を出すのではなく「継続審査」することを求めました。しかし、少数で否決、値上げ案そのものは賛成多数で通されてしまいました。 拙速な判断を出すべきではないという理由は
① 子育て負担をこれ以上増やす時期でない
② クラブ保護者会との約束の協議無視での提案
③ 国が制度の質と量の見直し始めた中である
大きくはこの3点から値上げ議案に反対しました。急ぐ理由のない状況であり、継続審査こそ、市議会は判断するべきでした。
保護者に口止め、約束の協議出来ず
児童クラブ保護者会連合会(保護連)は、数年前から市教委に、「保護者負担金に関しては、必ず話し合いの場を設定すること」を求めており、市教委も「必要に応じて説明会を行いたい」と回答しています。しかし、市教委は保護連に対し8月30日、電話で引き上げについて新聞報道されるという事前連絡をしていますが、驚くことに値上げのことは口外しないでほしい「口止め」をしています。
結果として、引き上げについて保護者が知ったのは、9月4日の突然の新聞報道。保護連は6日、役員会を開き、議案取り下げを求めて9日に教育長に申し入れを行ないましたが、想いを汲み取ってもらえず、議会提案されましたという経緯です。
市教委は25日に急きょ、説明会を開きましたが20名ほどの参加しかない上に「ルール無視」「取り下げるのが筋」などの声が相次ぎ、納得できないと協議の持ち越しとなっています。
この様な状況からすれば今回は継続審査とするべきです。
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