市議会報告会 開催予定
市議会報告会を開きます!
4月9日午後18:30~ 塩田町・保健福祉センター
市の財政状況をはじめ、国保料金の値上げ問題、子育て支援策など市議団全員が参加、報告します。
負担が増える中、追いうち値上げ
保険料率は過去最大へ
消費税増や年金削減がある中、市は今年度の国保料金値上げを進めています。平成12年頃、保険料率は8%台だったのを平成14年度から現在の12%まで引き上げてきました。今回はその12%をさらに上回る過去最大の保険料率となります。(*保険料率とは所得にかかる保険料の割合)
市は平成14年に国保会計への支援を止め、基金の取り崩しでの対応をしてきました。同時に国保料金の値上げも続けていきました。
あげくに、平成24年からは年間所得100万円未満で高齢世帯、障がい者世帯、寡婦世帯に対応していた減免制度(市単独事業)が全廃止したので、低所得層への負担が非常に大きくなる事態です。
所得100万円未満は約7割
市全体の世帯数は約15万でそのうち国保加入世帯は約5万世帯です。国保に入っている世帯の半分は年金世帯、7割は100万円未満であり、料金の値上げはさけるべき状況です。
国保会計の赤字の原因は医療費の支出がふえていると言うよりも、所得の低さから保険料収入が減る事に問題があります。低所得層が多い、増えていくという社会的な構造的問題を考慮せずに、値上げをして赤字を埋めようとするやり方は、市の責任放棄であり重大です。現在でも保険料を滞納し、資格証や短期保険証になっていく世帯は増えており、さらに払えない世帯を増やすことにしかなりません。
市長=「60億円は調整できる」
市全体の今後5年間の収支不足60億円に対して、やりくりできる範囲と発言しており、事業の見直しを行えば当然、国保の値上げもストップできます。
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