高知大学で期日前投票 これからに期待!! しかし、その一方で・・・。
この4月統一地方選挙から、松山大学に続き高知大学でも期日前投票ができることになった。
高知大学の中に選挙連盟というグループができ、投票所設置運動をしてきた。
彼らは毎年、県の選挙管理委員会が主催している若者と議員の交流会で、政治に対する意見や将来の夢も語っていた。その中で、大学生自らが政治にもっと関心をもち積極的に政治に参加していくことが大事だと話してくれた。 頼もしい意見だと思う。 この声を議会に届けなければならないと、私は市議会で質問することになった。
実現して、関係者みんなが喜んでいる。
全国でトップバッターの松山大学も投票所設置によって関心が確かに高まったとコメントしていた。
高知大学でも同じである。今まで投票に行かなかったであろう若者が、投票したと聞く。これは大きな変化ととらえる必要があると思う。 結果の数をみれば、在学生徒数から言えば少ない投票だと思いますが、それをどう見るかだ。
驚くのは、この問題を「意味がない」という議員がいることだ。 つらつらと、批判を述べていた、「高知市に住所がない学生が多い、そもそも投票できないから意味がない」とか「関心がない若者に投票所を作ってやることは甘い」「近くに投票所がある」など、あげくには、選挙管理委員会の職員にむかって「今回の高知大への投票所設置の次はお金でも配って投票に来てもらうことになるがやろう、選挙管理委員会が買収しゆうのと同じよ」と言っていた。 大学に投票所が設置された事を、えらい根に持っている。 若者の取組みや選挙管理委員会の仕事をお金を配って投票率を挙げることと同列にいう、市議。言うべきではない発言だ。
議員それぜれ思想も信条も違うことは理解できるが、若者が自ら選挙に行こうと呼びかけている運動に水を浴びせるものだ。 この問題の本質から言うと、無関心、不信の原因を作ってきたのは政治、議員と思う。そういう立場の議員が、高知大への投票所設置の批判を選挙管理委員会の職員に言うのは、本末転倒だ。
低投票率の背景には、政治への不信、無関心が大きいのは誰にも分かる。その上に高齢化で、投票率は過去最低を更新つづけている。 投票率向上のために、それぞれの立場からの意見が大事になってくるが、高齢者の立場からは、在宅で郵送投票がもっとできる様に基準の緩和を求める声がある。また、若者や労働者からは、期日前投票の場所をイオンなどスーパーでもできる様にとの声。 多くが投票しやすい環境整備を求めている。
行政側の効率性では計れない問題です。
どう取り組んでいくのか、私たち市民がもっと声をだしていかないと変わらないと思います。
今回の様に、本質が見えず批判する人はいると思いますが、負けずにがんばりましょう
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