電気料金は太陽光が安い
新エネ整備コストの低減化が進む
平成25年、高知市が新エネルギービジョン(事業方針)を策定した当時は太陽光、風力、水力などの自然エネルギーは発電コストが高いという説明がさていました。
市の資料には「現状では既存エネルギーと比較して高いレベルで推移しており市場経済として確立されていません。」とありますが、3年たった今、状況は大きく変化しています。
自然エネ量は原発発電の2倍へ
価格も太陽光が下回る
太陽光など自家発電量も急速に伸び、省エネ化が進んでいます。自然エネルギー財団の話では「電気料金と比較すれば、太陽光発電のコストは2010年頃2倍だったが、2014年10月~12月にはキロワット24.9円に下がり、同時期の電気料金のキロワット26.3円より低くなっている。」との事。自然エネの現状や認識は「高い」から「安い」そして「タダ」へと大転換を始めています。
電気は「買うもの」から「創るもの」へ
今後、自然エネへの転換はさらに進む流れです。世界も同じ、ヨーロッパやアメリカでは原発産業衰退の一途、原発は不良債権部門となり、売却や廃止の対象となっています。
しかし、それを東芝、三菱重工、日立など日本の原発メーカーが買収、投資をするありさま。
日本の国、自らが原発事故を教訓としていない姿です。どう転換していくかは国まかせでは進みません。地方レベルで原発ゼロへ政策や自然エネの「地産地消化」事業の取り組が必要です。
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