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2016.08.09

障害は迷惑じゃない

 著書「障害は迷惑じゃない」が教えてくれる政治課題


高知市・松本誠司さんたち、初出版 

 8月1日、全国障害者問題研究会から出版された「障害は迷惑じゃない」が今注目される。
著者の一人、松本さんは1級身体障害者としての生涯を通し、政治や社会の実態をリアルに語っています。
(取扱い書店:平凡堂・丸の内)
障害者は労働しても「最低賃金」法から除外してもかまわないとされている問題を指摘。
これは障害者の自立や自由を奪う大きな問題です。
また、自己責任論が恐怖政治をうむ原因とも話す。松本さんの言葉で言うと「貧困の拡大とか自己責任とか、
やっぱり今の政治の流れでは、あんたらが福祉でお金を使うことで、私らの税金が上げられて。それって迷惑で
しょって言われることがある」と。電車やバスに乗っていても迷惑そうにする人がいる現実、僕たちから働きかけ
て「逆差別」にならない、個人として尊重される人権運動が必要だと話されています。


「公共の福祉」と「迷惑」との関係

 これは本の中にある見出し、自民党の改憲案が狙らっている部分でもあります。
 現憲法にある「公共の福祉」とは、著書でも「みんなの幸せ」とされ、機能障害を理由に排除することは差別
です。個々の「しあわせ」がぶつかった時どうするかと言って、改憲案では「公益及び公の秩序」に変えています。
 秩序と規定したのは反国家的行動を取り締まる目的であり、個人が人権を主張する場合に、他人に迷惑を
かけてはいけないのは当然でそれを明示的に規定しただけだと、自民党は回答しています。
 つまり、「迷惑」は排除の対象で、個人の人権より国家が優先されるのです。


  相模原市・障害者施設殺傷事件
               浮き彫りにした「強い偏見社会」

 7月、ひどい事件が起きた。19人死亡26人が負傷する障害者を狙った殺人事件。
 その後、高知市でも障害者の方や家族、市民が心を痛めています。
ある方は「僕たちは死ねということなのか」と。まさに、障害者を狙った「ヘイトクライム」です。
障害者を同じ人間と認めない強い偏見が見えます。同時に世間では生活保護へのバッシング、
在日の方や難民の方へのヘイトスピーチ、非正規の若者へはしつこいパワハラやサービス残業、
言動や行動は攻撃的。 「ヘイト」を止めさせるのは政治の責任です。
 真剣に取り組むことが今、強く求められます。

 

 

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