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2016.10.19

広がる 子ども食堂の輪 原点「こどものため」

「運営する人がいてこそ」感謝の声多く

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 こども食堂などの取り組みは、全国ではすでに300ヶ所を超し、県内でも行政が把握しているだけで7箇所
は超えると言われている。
 急速に広がる中、色んな質問が出される様になった。「子どもの貧困対策なの?」「大人は行っていいの?」
「貧困のレッテルにならないの?」「何を目指しているの?」など。当然の疑問と思う。
現在、子ども食堂といえども、名前も機能も様々あるから認識を一致させないと、かみ合わなくなる。
 社会保障やまちづくりなど社会運動に携わる湯浅誠さんは子ども食堂について「自発的な取り組みを歓迎し
つつ混乱がその広がりに水を差すことがないように」と論点整理と今後の展望を語っているが、
大きく分けると共生型とケア型に分かれるそうだ。そして原点の確認が今一度重要だと。

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「共生型とケア型」機能の違い

 共生型とは貧困家庭の子ども達だけではなく、すべての子どもや大人も対象、多くの人たちがごちゃごちゃと
交わる交流の拠点というイメージ。 
 ケア型とは学習支援を要する子ども達が参加する無料塾(高知市ではチャレンジ塾)の食事版で、対象者を
限定したり、個別サポートする形のこと。


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「こども食堂」名づけ親は? 

 島根県の八百屋の近藤さん。島根県産の健康的な野菜を使い、店舗の一角を地域の交流拠点にした。
 3年前、こども食堂「だんだん」を開催。ここが最初のこども食堂。
モットーは孤食を防ぐこと。そこに大人も子どももない。ただ、子どもには特に家庭と学校以外に居場所が
少ないから始めたという経緯がある。


湯浅さん「地域をデザインする視点を」

 多くの子ども食堂は「共生型」と思うが、広がる中、認識の違いで「そんなの子ども食堂ではない」と言って
否定する事はよくないと思う。
 真の目的「子どものため」という原点から見ても、やりにくさを生むことになれば本末転倒だ。
違いを理解しあい、どんな地域にしたいかという視点で地域課題を共有していく、その中で色んな形が出来
れば、それこそ「幸せ」を増やせることに繋がると思う。
 湯浅さんも「地域をデザインする視点を」という。
この地域には何が足らないのか、何があれば暮らしやすいか、現場を知ることが大事だと私自身も改めて
痛感した。

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