沖縄へ行く
いてもたってもいられない!米軍基地撤去で闘う沖縄へ飛んだ。
晴天の那覇空港、出迎えたのは戦闘機の爆音だった。
こんな理不尽な音でさえ日常化されている。
20世紀最大の地獄、地上戦があった沖縄の歴史を知るため、まず「ひめゆり平和祈念資料館」へ。
当時のままのガマ(壕)がある。ここで自決を強要され亡くなった幼い若者たち、想像して息が苦しい。
一方、自然は違う。どこまでも広がる青空、一片の雲もない。透き通る海、貴重な生き物がいるヤンバルの森も。
こんなに美しく尊い土地がほかにあるだろうか。
しかし、そのほとんどが米軍に支配されている。
高江ヘリパット建設の反対運動に参加。
パトカーは工事車両を先導していた。サングラスとマスクをした不気味な機動隊が力ずくで住民を阻む。
『誰の護衛か機動隊、夕日が沈む赤いヤンバル、悔しいかぎりに蝉がなく沖縄』 つづく
Comments