就学援助 入学前支給を求める
母たち「入学準備のお金が大変」
全国的に子どもの貧困が社会問題として大きくクローズアップされ、議会も注目する様になってきました。
特に子育て、教育にかかる経済的負担がいろんな形で子ども達の自由、環境を奪っています。
お金がないからと進学をあきらめる生徒、クラブ活動や修学旅行をあきらめている子ども、入学に必要な新しい制服やかばん、体操着、自転車。その額は大きい10万円以上と言われています。
3月に前倒し支給を高知市も! 他都市は議会の反対なし
少しでも入学時の費用負担を減らそうという取組みが各自治体で広がってきています。
東京都八王子市では、今年から就学援助の前倒し支給を新入学の子どもを対象始めました。
新入学児童数は小学校約4千人、中学校も約4千人、合計約8千人。入学対象者、全員に申請書を9月中旬に送付し、2月中旬には支給決定の通知し、3月1日に前倒し支給するということです。行政の財政負担は申請書の印刷代と郵送料ぐらいと言います。審査事務が前倒しされ事務的な変化はありますが「大きな負担ではない」というのが八王子市の担当課の意見です。
中核市47市中、3市は実施
就学援助受給率が高知市の半分(16%台)と低い八王子市でもがんばって負担軽減対策を取っています。
お金がかかる事業ではありません。
子ども達への思いがあれば、高知市でもできることです。世論を高めていきましょう。
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