人間らしい働き方
今日は冷たい風がほほを刺す、帯屋町、柳町で30年以上続けてきたお店を閉めなければならないと相談があった。
お店へ走った「店を閉めても何も楽にはならない、生きがいを奪われる、まだ働きたいのに」と女性はうつむき訴える。
十分働ける人、働きたいと言っている人達から労働を奪っている社会と経済。
仕事があっても非正規や長時間労働、低賃金の蔓延で、ささやかな希望すら奪われる。
働く中に生きがいや成長、幸せを感じられないのだ。今の経済、労働政策では先はない。
人間にとって「働く」とはなんだろうか、エンゲルスは「労働が人間そのものを創造した」と書いている。
労働による、あらゆる生産性が人間たるゆえんで、人間社会と動物社会の違いを示すものだと。
しかし、今の労働から生まれているものは何か。
真に「人間らしい働き方」改革が必要だ。 労働は協同でもある、そこから幸せを生む事になるのか、改革の中身を問いたい。
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