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2017.03.16

原発ゼロへ  木質バイオで4万世帯分を発電中!

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自然エネルギーで雇用と地域産業を元気に!


 15日、仁井田にある間伐材を利用した発電事業所を視察。事業体は出光、とさ電交通、県森連の三社が
合同出資の「株・土佐グリーンパワー」 
現在、約4万世帯分の電気を発電し四国電力に売電。
高知の森林率84%という資源を活かして原発に頼らない新しいエネルギーを創出しています。
県内から間伐を集めることで森林再生や雇用を増やす成果を上げ、また、環境面では二酸化炭素の削減で
大きな効果を生んでいます。
現在は幡多・大正・高幡・嶺北・物部・奈半利から雑木、間伐材を高知市まで運んでいますが、輸送コストを考え
れば、各地域に小さくても採算の取れる規模で木質バイオ発電の拠点ができれば様々な恩恵が地域に還元
されるのではないかと期待します。


 千葉県・農地で市民がソーラー発電

      収益は若い農家育成につながる


 千葉県そうさ市では40年前に県により農地開発された農地が農業衰退状況に。
そんな中、このままではダメだと地域農家の力で「市民エネルギーちば」が設置され、発電事業が始まりました。
  売電収入は出資金の返済と還元、地権者への賃借料、耕作委託料となって地域に還元されているそうです。
耕作委託料によって若者が農業を始めたり、有機栽培にチャレンジする農家ができてきたといいます。
農地という資源をどう使うか、高知にとっても大変、参考になる取り組みです。

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