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2017.04.17

アメリカがシリアに空爆

 同じ太陽、同じ空気、同じ空の下、中東シリアでは内戦が続く。
シリアが化学兵器を使用したとしてアメリカは、また他国の紛争に入りミサイルを60発近く撃ち込んだ。
死傷者の姿が映像で流れる中、お互い「正義と戦い」というが、どちらも人殺しではないか。
憎しみしかうまない戦争をなぜ、権力者は正当化するのか。
化学兵器を誰が使ったのか、指示したのかが調査中の段階で、空爆。
 アメリカの攻撃後、間髪いれず日本政府は「アメリカの行動を支持する」と会見した、これも信じられない。 
核兵器禁止条約の国連会議で日本もアメリカも交渉のテーブルにつかなかった。被爆国として恥ずかしい姿だ。
化学兵器も核兵器も使用はだめなのだ。アメリカが化学兵器使用を理由に空爆することに何の道理も正義もない。 

 同じ時、国会では戦争する国づくりが進む。「共謀罪」制化がねらわれ、審議入りとなった。
地域を歩き共謀罪反対の署名をとっていると、いろんな意見が聞ける。
 例えば、自分は悪い事を共謀しないから、関係ないという人です。
そういう人でも国は盗聴、盗撮、監視して、テロ犯罪をふせごうというのが「共謀罪」。
というと、「こんなものいらんよね」と署名が増える。
個人の尊厳、人権やプライバシーが奪われていく社会でいいわけがない。

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大問題! 中学校が自衛隊で体験訓練 

新年度、中学校8校で訓練体験


 あべ政権のもと、教育基本法の改悪や戦争法制定、自衛隊の派兵、「教育勅語」容認、銃剣道や
道徳の教科化、共謀罪の法制化など戦争する国づくりの動き、影響は教育にも現れています。
 市内中学校では、自衛隊の広報官が訪ねて来て結果、職業訓練学習として自衛隊での体験訓練が行なわ
れています。危険な動き、流れです。
教育委員会は自衛隊が体験先とされた経緯について「こどもからの要請があったと思う。
不確かなので調べます」という回答です。
 訓練内容は手旗、正しい礼の仕方、行進、施設見学、土のう作り、ロープワークなど。

 新年度の対象校は、愛宕中、潮江中、一宮中、青柳中、朝倉中、南海中、西部中、介良中。

 高校進路面談で「自衛隊」入隊進める

 高校3年生の母親から連絡、進路面談の際、進学が難しいとなり、就職先をどうするかという話になった時、いきなり「体格もいいから自衛隊に入隊しては」と勧められたといいます。 会話の脈絡を問うも、生徒本人の希望などを聞かずだったようです。
 なぜ、この学校や教員はそのような進路指導をしているのか。  教育として、大きい問題である。

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西久万・中久万地区 下水道(汚水)工事が示される

 汚水よりも雨水対策を急ぐべき


 初月・北部地区では近年、豪雨による浸水被害が後を絶ちません。今回、上下水道局から示された下水道
工事は平成29年度~31年、3ヵ年の汚水対策事業です。(浄化槽から下水道に敷設するには数十万円の個人負担あり) 工事業者が決まれば、地元に説明をしたいとのことです。


 西久万、中久万地区の皆さんは長年、浸水対策を求めてきました。
3年前の豪雨の後、県と市は雨水対策のための連携協議会を立ち上げました。
すでに、浸水原因の調査結果も出ていますが、いまだ西久万、中久万地区の雨水・浸水対策は進んでいま
せん。
西久万と中久万の一部は秦ポンプ場の排水エリアにあると言われながらも、実際はポンプ場につながる水路
が分断されており、結局、雨水は床下や床上を通り浸水被害を起こしながら下流へ。
また現状の秦ポンプ場の排水能力は西久万や中久万の雨水対策を補完するレベルにありません。

早急な改善が必要です。落合公園の南の久万川には1998年の豪雨後に小型ポンプが設置されましたが、
最近の雨には間に合いません。県の河川堤防のかさ上げを待たずとも市ができる排水対策はあります。
地域からも浸水被害をなくす様に雨水対策も求めていきましょう。

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2017.04.06

共謀罪は絶対に許さない!

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 薄いピンク色、桜が綺麗だ。高知城のふもとからお花見の歓声が聞こえる。笑顔になる季節。
 政治は違う、共謀罪が国会審議入りとなった。
 共謀罪は戦前の治安維持法と同じ、国家体制に反すると政府権力が判断すれば、あらゆる事柄で逮捕、投獄できる法律だ。監視、盗聴は当たり前、個人の尊厳などはない社会となることは過去の歴史が証明している。
 今日は県庁前での共謀罪反対の集会に参加した。野党協同の力はすごいと改めて感じた。

 日本共産党の衆議院予定候補 高知1区の松本けんじ氏、2区の島崎やすおみ氏と共に、気合を込める。
素晴らしい予定候補たちと共に写真をとりました。


 先日、沖縄から手紙が届いた。沖縄の桜やパパイヤの絵、やんばるの野草や人々を思い出した。
米軍のヘリパットを造らせないと闘ってきた高江地区では「ヘリパッド建設の際、公務執行妨害などの容疑で
山城さんら3人が逮捕され、家族にも会えないまま4ヶ月が過ぎている。国際的批判も高まっている」と
応援を求める内容だった。
 今も続く、沖縄の苦しみを忘れてはならない。沖縄を訪ねた時の「辺野古基地を許せば、日本が始めて差し
出す基地となる」という言葉は今も重たく、心にある。
 政府は基地問題でも核兵器廃絶、原発でも民意に背を向ける。問題の本質を隠す!
 国民の暮らしや命の現実を見ようとしない。これでどうして、未来に責任ある政治をしているといえるのか。
そんな権力者にも負けない闘い方があると沖縄で学んだ。それは、笑顔であきらめないことだ。
 若い候補者と共に未来を語り、闘うぞー

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2017.04.05

公文書管理 改善というが

◎文書作成義務の明確化

 市は道の駅構想において公文書、決裁文書を意思決定後、調査予算の計上後に作成。その上、すでに退職している元市職員に印を押させていた。市は不適切と認め、改善策として4月1日から公文書の管理ルールが明確化を行なうとした。 
 改定ポイントは①原則、文書作成と保存 ②軽易な事案(事務の問い合せなど)は作成義務を除外 
③意思決定時に文書作成が困難な時は事後に作成すること。

 道の駅の決裁処理は③に該当するものだった様ですが、元職員が印を押す様な公文書処理は、不適切を超え「偽装」とも取れる。 ましてや、市長の決裁が必要な事業で、起きてはならない事です。
 新しく改定される公文書管理規定から見ても、あってわならない事であった事は明らかです。

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政府は「教育勅語」肯定、道徳や銃剣道の教科化へ

国民は天皇の家来、命おしまず戦争に行け


「教育勅語」は国民を戦争に動員する為に強制した教え。現憲法の国民主権の基では違憲であることは明確、
戦後の国会でも廃止が決議された。それを今、首相をはじめ、政治家が堂々と肯定し、教育に持ち込もうとして
いる。
大阪、森友学園の園児たちが「教育勅語」を直立不動で暗唱している姿に異常さを感じた。私だけではない圧倒
的多数の国民が戦争前夜かと思っているが、首相は「熱意はすばらしい」夫人は「感動した」平沼氏は「暗記は重
要」鴻池氏「思想的に私にあう」と、森友学園の教育方針を称賛してきた。
だから100万円の授受や国有地売却での政治家の関与の疑惑も濃い。


 銃剣道は旧日本軍の訓練だった


なぜ、今の教育に必要なのか。増えている不登校やいじめ、学力の改善になるのかと言いたい。
 私は柔道を真剣に教わった者として「武道」を否定しないが、教育として「道」を教えられる環境が十分にあると
は思えない。子ども達が行きたい、楽しいと思える環境整備に、まずは力を注いでほしい。
 道徳も教科となる為、教科書ができた。内容を検定する文科省の常識がおかしい。
例えば、4年生の教材の中に「消防団のおじさん」の話があるが高齢者に尊敬と感謝の気持ちを持つ必要が
あると指摘、結局、教科書は「消防団のおじいさん」と修正された。
 おじさんのどこが不適切なのか聞きたい。

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