アメリカがシリアに空爆
同じ太陽、同じ空気、同じ空の下、中東シリアでは内戦が続く。
シリアが化学兵器を使用したとしてアメリカは、また他国の紛争に入りミサイルを60発近く撃ち込んだ。
死傷者の姿が映像で流れる中、お互い「正義と戦い」というが、どちらも人殺しではないか。
憎しみしかうまない戦争をなぜ、権力者は正当化するのか。
化学兵器を誰が使ったのか、指示したのかが調査中の段階で、空爆。
アメリカの攻撃後、間髪いれず日本政府は「アメリカの行動を支持する」と会見した、これも信じられない。
核兵器禁止条約の国連会議で日本もアメリカも交渉のテーブルにつかなかった。被爆国として恥ずかしい姿だ。
化学兵器も核兵器も使用はだめなのだ。アメリカが化学兵器使用を理由に空爆することに何の道理も正義もない。
同じ時、国会では戦争する国づくりが進む。「共謀罪」制化がねらわれ、審議入りとなった。
地域を歩き共謀罪反対の署名をとっていると、いろんな意見が聞ける。
例えば、自分は悪い事を共謀しないから、関係ないという人です。
そういう人でも国は盗聴、盗撮、監視して、テロ犯罪をふせごうというのが「共謀罪」。
というと、「こんなものいらんよね」と署名が増える。
個人の尊厳、人権やプライバシーが奪われていく社会でいいわけがない。