西久万・中久万地区 下水道(汚水)工事が示される
汚水よりも雨水対策を急ぐべき
初月・北部地区では近年、豪雨による浸水被害が後を絶ちません。今回、上下水道局から示された下水道
工事は平成29年度~31年、3ヵ年の汚水対策事業です。(浄化槽から下水道に敷設するには数十万円の個人負担あり) 工事業者が決まれば、地元に説明をしたいとのことです。
西久万、中久万地区の皆さんは長年、浸水対策を求めてきました。
3年前の豪雨の後、県と市は雨水対策のための連携協議会を立ち上げました。
すでに、浸水原因の調査結果も出ていますが、いまだ西久万、中久万地区の雨水・浸水対策は進んでいま
せん。
西久万と中久万の一部は秦ポンプ場の排水エリアにあると言われながらも、実際はポンプ場につながる水路
が分断されており、結局、雨水は床下や床上を通り浸水被害を起こしながら下流へ。
また現状の秦ポンプ場の排水能力は西久万や中久万の雨水対策を補完するレベルにありません。
早急な改善が必要です。落合公園の南の久万川には1998年の豪雨後に小型ポンプが設置されましたが、
最近の雨には間に合いません。県の河川堤防のかさ上げを待たずとも市ができる排水対策はあります。
地域からも浸水被害をなくす様に雨水対策も求めていきましょう。
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