高知市 上下水道 値上げストップ
赤字の原因は市の「約束違反」
上水道は今後20年間で2~3回値上げを行い、最終的には最大33%の値上げを想定しています。
(例:料金3千円×33%=990円アップ)
値上げの理由は「運転資金を溜め込む為30億円必要」としています。
耐震化工事は必要なことですが、その経費をどこが持つか。それは水道料金ではありません。
本来、工事費は市の本体会計(一般会計)から水道会計に入れるという基準があるからです。
しかし、市は約束の繰り入れを11年間で20億円もさぼってきました。
しかも、その繰入金の半分は国が出してくれるのに対応していませんでした。
なので、上水道の値上げ回避は市の努力(繰り入れ)で行なう必要があります。
約束違反分は56億円!
下水道も累積赤字30億円を理由に来年度から17%の値上げをしようとしています。
平成16年、平成20年にも値上げを行なっています。その時、市民に対して「行政側の負担は変わらない」と
説明しながら、公費負担分の半分45億円を借金で対応しました。つまり、市の負担を減らしたわけです。
今になって累積赤字30億円が大変だからと値上げを言うのは「約束違反」です。
約束違反分は約56億円。市がやるべき事、約束を破ってうまれた赤字を値上げで埋めようというやり方は許されません。
31億円の長浜「道の駅」構想を止めることができました。暮らし守ることに予算を回せと声を上げていきましょう。
Comments