アドラーと民主主義
紫陽花が咲き始めた。久万川ではホタルが飛び回る、日本らしい季節がやってきた。
自然の美しさを感じるこのごろ。その一方で長時間労働が蔓延り、苦しむ労働者の姿、他人事にできない。
政府の口先だけの働き方改革は多くの労働者の不満を広げた。現状の悪さを追認し、拡大すら起こしかねない
法の中身に怒りがわいてくる。
他者、弱者の苦しみを理解しようとしない政府や雇用主。働く者の団結、多数世論でこの社会を変えたい!
19世紀後半、心理学の歴史を大きく変えた、アルフレッド・アドラーは「共同体感覚」すべての人が他者を仲間とし、
互いに協力しあう世界の重要性、人間は対等であることを訴えた。 人は何ものにも支配されない、
それが民主主義であり、「自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっと貢献する」という人生の意味でもあると。
共感する心や理想もつことこそが現実社会を変える力をもっている、私はこ言葉を信じたい。
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