上下水道水 値上げは回避できる!
与党会派から「値上げありきダメ」 赤字解消の努力問う指摘も
6月議会で多くの会派から質問のあった上下水道問題。市は累積赤字を解消するためには「値上げ必要」との
姿勢を崩さなかった。一方、赤字解消の行政努力は十分かとの指摘、質問が各会派から出された。
日本共産党は「値上げ回避はできる」と追及。これまでの努力不足(繰入不足)を反省し、人口減少を見すえた
整備計画に見直した上で、上下水道とも市が一般会計から入れれば、値上は必要ないと指摘。
(今の財政状況からは値上げ回避の予算捻出は可能)
市長は「過去に遡って繰入しない」「一般会計からの繰出しは、法定内の範囲で考える」にとどまった。
国は繰入の範囲を各自治体の裁量としており、法定外の繰入れもできることで、市の努力の問題です。
水道局「水道料金は商品の対価」答弁
上下水道事業管理者に、低所得者への配慮は考えないのかと質問。答弁は「水道料金は商品の対価、
公平な負担をお願いしなければならない」とした。
問題だ。水は単なる商品ではない。抑制に働けば暮らし、命に関るもの、現に貧困に苦しむ市民がいる。
公園の水を汲み生活するお年寄りや子育て家庭の姿、そういった現実社会への認識、生活苦への配慮が欠け
ていると言いたい。与党会派市民クラブからも「値上げありきはダメ」との指摘、市長は「経営戦略(値上げ等含む
新計画)を年度内につくる」と答えただけで市民の影響には言及しなかった。
値上げストップの世論を巻き起こそう!
市の努力での値上げ回避を求め、世論で議会や市の姿勢を変えさせよう。ゴミ袋有料化阻止の時の様に!
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