学費ローンで暮らし破綻 少子化に拍車
奨学金返済で苦しむ若者
結婚、出産の夢あきらめる
高知県母親大会が市内「ソーレ」で開かれ奨学金返済の実態を報告する分科会に参加しました。
調査結果 大学生5割 奨学金利用
民青同盟高知県委員会の皆さんが県内の大学生を対象に行なった対面聞き取りアンケート調査の結果が公表されました。対象大学は高知大・県立大・工科大・専門学校など159人。
調査結果は県内5割の大学生が奨学金を利用、使い道の実態では生活費に使うと回答した割合は61%と学費だけでなく生活面でも利用しており返済は3百万4百万など、アルバイト漬けの毎日の学生の姿も。改善して欲しい点として「学費の引き下げ」や「給付型奨学金制度の創設」を求める声が飛びぬけて、多い状況です。
ブラックな仕事でも辞められない現実
薬剤師として働く青年が発言。「奨学金総額は7百万円、毎月8万円返済している。仕事が無くなると返済もできなくなるし、子ども欲しいと思っても子育てを考える余裕が無い」「他にも大変な人がいると思う、奨学金問題は皆の問題です」また3人の子どもが大学に通った母親は「息子が返済入金を1日遅れただけで親の所に取り立ての電話がきた」と。また、能力があるのに進学をあきらめる青年たちがいる事も忘れてはなりません。
『若者支援は未来への投資』政治の責任
参加者、共通の思いは、もっと若者、教育に支援して欲しい事であり、それが政治の責任ということです。
この現実を自己責任にさせてはなりません。
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