9月市議会 質問 愛宕中となり大規模パチンコ店
県条例に違反か 市の答弁 「判断は県」
市議会で取上げた。市は学校とパチンコ店の境界は「8m」と答弁、県条例(25m)に反する状況が明らかとなった。
都市建設部として県に対し、報告・助言等するべきでないのかと問うが「風営法に関する判断は県が行うこと」「県条例に違反する可能性があると気づいた場合も県でなく申請者に助言する」と答弁。
では業者に助言したのかと問うが「助言はしてない」と、できる事もしていない事がわかった。
今からでも助言するべきと思う。 現状に問題を感じないのかと問うが、終始「県の判断」としか言わない。
確かに、建物が出来ないと公安委員会に運営許可の申請ができないので結局、建築後、条例に照らした判断となる。しかし、市は何もできないでいいのかと思う。これは地域住民の声でもある。
市町村レベルで条例をもち、チャックと制限を設け良好な住環境をつくる街づくりを進めている鎌倉市を紹介したが取り組みの感想を聞くも、市は「県条例があるから市独自の取り組みは考えていない」とした。
県条例の違反がわかっていても助言もできない現状からは、なんなのかと思う答弁。
どう市民の権利をまもるのか。今後、問題の本丸である県議会で吉良県議が追及する予定。
過去にも条例違反で営業停止処分
当該事業者は過去にも県条例違反で営業停止があったと高知新聞の記録に残っていた。
記事では当時、公安委員会は「パチンコ店が駐車場を違法に設けている」とし20日間の営業停止を出したとしている。
住民や学校、PTAは説明と条例遵守を求めているが、教育長は「県に申し入れる材料がない」と住民要望を断る酷い答弁をした。
紹介した県警の開示資料からも条例違反の可能性は濃い。以前も同じ場所で営業していた業者と今回も同じ。資料には昭和63年、県警との間で交わした許可に関する約束があるが、今回はその約束を破った建築計画であることは一目瞭然。違反の可能性を示す材料はあるのだ。
しかし、驚くほど執行部は、かかわろうとしない。 全てが県の問題と言う。
住民や学校が事業者に説明会を求めても「今はできない」と断れたが、この声こそ届けるのが、市教委ではないのか。「申し入れる材料がないから」とは驚く。あまりにも他人事過ぎる市教委。
どうしてこの様な動きなのだろう。現地の状況を確認し、愛宕中の立場も知っているのに、普通ではい。
違反にならない様、事前に助言する事はそれほどにできない、良くないことなのだろうか。
一方、こども未来部は待機児童問題では必至に、少しでも前にと、こども、保護者の為にがんばっている事が伝わる答弁だった。その姿に、地域も協力したいと思うだろう。
待機児童として困っている子ども達の為に行政と地域が力を合わせ、場所確保に向け、がんばろう!
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