新図書館西敷地利活用問題
公有財産規則の改正に説明なし 市長は「陳謝」
市民、議会無視の契約は進めるべきでない凍結を求める
昨年9月市議会、市長は日本共産党の迫市議の質問に「公有財産規則を改定する時は議会にも十分説明し、ご理解を賜りながら変えていく」述べていましたが、議会への説明は一切ない状態で、プロポーザル選定、そして契約へと強引に舵を切ろうとしています。
議会軽視、民主主義を否定する姿勢であり、日本共産党は到底、認められません。
この間の進め方については他会派(自民未来、市民クラブの一部)からも指摘が相次いでいます。今議会、岡田市議を先頭に日本共産党市議団が「動議」を申し入れ、市長の虚偽答弁に対する経過説明と、改めての謝罪の場を持つ事を提起しました。
今後、代表者会で「動議」に対する扱いが論議され、議会全体の意志が示される予定です。
そもそも、市は公有財産規則に基づき西敷地は「事業用定期借地権」によるものと説明を何度もしていたにも関らず、突然、マンション等居住系ビル建設が可能な「一般借地権」へと9月1日、議会直前に変更しました。説明がない問題への指摘に対して市長は「記者会等で説明をした」など答弁。しかし、そのような事実はなく、結果「陳謝」を繰り返す状況となっています。
また、検討委員会を開催してきたが、その議事録も残していないことが明らかとなりました。指摘に対し市長は「議事録は必要」と答弁しましたが、そうであれば、検討委員会の議事録をどうして初めから残さないのか、問題は深刻です。
その上、民主主義の否定であるプロポーザル選定の過程の非公開の問題の点についても知的財産の保護のためとしてきた、根拠を問いただしましたが、 部長の答弁では明らかになったのは、非公開は「できる」というだけであり、未来50年先において、市民の財産を占有させる案件であるからこそ、公開すべき問題です。
日本共産党市議団は他の会派とも連携、力を合わせ市民の財産を私物化させない先頭にたってがんばります。 まだ、市議会は開かれています。ご意見、情報等ございましたら、ご連絡ください。
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