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2017.12.19

12月市議会 質問③ 愛宕中となりにパチンコ店建設問題

 今回は学校環境をどう守るのか、子どもや教育の立ち場から問うことにした。
 学校とパチンコ開発地との境界距離はたった8メートルしかない。 以前もパチンコ店があったが、開発面積は立体駐車場と店舗あわせて、約4800平米、3倍以上となっている。遊戯店舗にいたっては以前より学校側に広がった。この現状をみて、「学校のとなりで、ありえない」との声は圧倒的。
 パチンコファンからも「学校のとなりにもようばん」との声。
 現時点、高知市に出されている事業者の建築確認申請書には、建ぺい率と建築可能面積が算出され示されているが、その算出根拠となる敷地面積に問題の東側と、南側の用地は含まれているのかとの質問に市は「含まれている」と答弁した。昭和63年の営業許可条件を破っている計画であることは明らか。
県警はこれどう判断するのか、こんなことがまかり通るなら、ルール、法や条例は意味が無くなる。
警察庁でさえ、脱法行為はダメだと釘をさしたが、県警の判断が注目される。

 また、県条例25m条例は昭和59年から、一度も変わっていない、また四国四県の比較でも一番遅れている。
 当然、条例を見直し学校環境をより良くしていく必要があるのではないかと思う。今回の件だけでない、他で同じような事がおきるとも限らない。将来を考えれば県条例を見直すことを県に対して言う、それが市の役割ではないかと問う。
 教育長は「その様な考えはない」と答弁した。そんな姿勢、考えでどうして学校環境を改善していけるのだろうか。教育長答弁には色んな指摘の声が届く「教育長が子どもの立場に立たず、法律に従うだけで勤まるか」との声。
 市長は「25mの規制基準の設定経過、他都市の例を調べる、それからの検討になる」と答弁。 
今後、どういう動きになるのか、子ども、教育の立場にたった取り組みになるのか、現状に留まるのか、市長の姿勢も問われている。

 質問を傍聴席、ケーブルテレビで見ていた市民からの意見が届いた。その中にはパンチン店で働く人からも「いっそ取り下げて、反対のない所に建ててもらったほうがまし」と。 愛宕中保護者の中には「セントラルには理不尽なやり方で押し切られ、市教委には学校でと丸投げされたような、やり場のない思い」だとの声。

 以下 質問原稿

 3、愛宕中、隣へのパチンコ建設について 

 9月市議会でも取上げましたので、できるだけ重複しないようにお聞きします。
今回は教育環境をどう守るのかという視点から質問したいと思います。 
問題の一つは、パチンコ事業者の敷地から学校までの距離が8mしかなく、これが風営法に基づく学校環境を守るための県条例「25メール規制」を破っているのではないかと言うことです。
パネル資料③
そもそも学校との間、東側用地と住宅街との間、南側用地は昭和63年、前パチンコ店の営業の許可条件として「東側と南側に駐車場を拡張しないこと」とされていました。その点をみても県警が判断をした風営法の許可条件を逸脱した状況であると言わざるを得ません。
1996年にはこの許可条件を破って駐車場として拡張した為、悪質な県条例違反として、営業停止処分を受けています。しかし、業者側は今回の説明でも、東側と南側の用地はパチンコ業としての一体整備でないから大丈夫と主張しているわけですが、

◎ 現時点、高知市に出されている事業者の建築確認申請書には、建ぺい率と建築可能面積が算出され示されていますが、その算出根拠となる敷地面積には学校との間の東側と、従業員駐車場の予定地とされている南側の用地は含まれているのかどうか、都市建設部長にお聞きします。

拡張がダメだとされてきた、土地を取り込み、一体的に整備しているのは事実です。
9月県議会で、教育的観点から現状をどう思うかと問われた県の教育長は、「一般論としても学校のとなりは望ましくない」と堂々と答弁しました。
一方、高知市の横田教育長は9月議会で、また昨日の岡崎くにこ市議への答弁でも、「風営法、条例などの法令が遵守されている範囲におきましては適切な環境が保たれていると考える」との答弁です。
問われているのは教育的観点であり、風営法や条例の理念から見てどうかと言う事です。そもそも、学校のとなりという事が教育環境に悪いという認識があるかということです。

◎ 教育長に改めてお聞きしますが、県教育長と同様、学校のとなりでのパチンコ店の営業、ギャンブル場というのは教育上、望ましくないと思いませんか、お答えください。

大規模な開発面積や店舗面積、ましてや前店舗より、遊技場が学校側に広がるという状況にあります。やっと学校とPTA、町内会など住民に対する説明会が開かれ、私も参加しましたが、どういう声があったのか、紹介します。
「学校の近くにパチンコ店が立つこと自体が問題」「子ども達への影響、景観の悪化だ」との指摘や解体工事の前に、やらなければならない、近隣住宅への事前調査も一部ではされていない事や、玄関先との距離が70センチしかない事など、納得できないとする意見が相次ぎました。
また、愛宕中との間の敷地に月決め駐車場を設ける事に対しては住民から「法の目をかいくぐる詭弁だ」と強い指摘も出され、理解できないという声は圧倒的多数でした。 
事業者の返答は「この場所、この規模、この計画は変えません」「ご意見はもち返って検討し、回答は後日、文書で回します」という無責任なもので、形式的に説明会をやりました、はいはい、話は聞きましたと言わんばかりの会だったと思います。 
愛宕中の学校長からも「愛宕中へこれから先、入学してくる生徒を思えば小学校の保護者にも説明する必要があるのでないか、再度、広く住民に説明会を開くべきだ」と要望が出されました。

 この問題は、教育環境と言う点とまちづくりという点にも関ってきます。
企業の営業権や経済活動ばかりが最優先されていいものではありません。
住民との合意形成が大事にされる必要があるのではないでしょうか?
9月議会でも紹介しましたが、他の市町村では合意形成や住民説明を位置づけた、独自のまちづくり条例を作り、学校や保育所、観光地などの環境を守る取り組みをしています。市としても研究していただきたい。
その上で、現実問題として風営法に規定される高知県条例の第4条、学校周囲25m以内での風俗営業は認めない、とする基準をもっと学校環境を良くして行く方向で検討、見直しができないかと思います。
県条例は昭和59年に制定されて以来、基準は一度も変わっておらず、四国四県の比較でも徳島は100m、香川県は75m、愛媛県は50mです。高知県の学校環境は一番遅れている状況です。

◎ 県に対して、学校環境をより良くしていく様、県条例の規制基準の見直しを求めていく考えはないか、教育長にお聞きします。

 


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