冬のオリンピック
冬のオリンピックは最高だった。
数々のドラマに涙が溢れた。金メダルを勝ち取ったフイギアの羽生選手、右足首の怪我の恐怖を乗越えられるか
『自分との闘いだった』と、必死に舞う姿は忘れられないが、一番印象に残っているのは、スピードスケート女子団体
の金だ。パシュート競技、3人がチームで一列に滑る。風圧をしのぎ最速を競う。
風圧を受ける先頭を皆で交代しながら走る、先頭は風圧が20%増えるという。
決勝戦は王者オランダとの対決、個人タイムの比較ではオランダは3人が個人競技のメダリストだ。
日本が勝つにはチーム力で風圧を乗越えるしかない。エースの体力を決勝まで温存する為に準決勝では
選手を入れ替えた。決勝に出られなかった菊池選手は「やるべき仕事を果たせたからチームが勝てた」と語る。
決勝戦ではそれぞれが最高タイムを出した。『チーム』にはまだ知らない、底知れぬ力があると学んだ。
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