新図書館 西敷地に11階ビル 方針決定か!
民主的公正な審議の土台壊す事態に
市長は議会初日の説明では西敷地の問題はほとんど語らず。しかし、質問通告終了の直前に、公式ではない会派代表者の会に西側用地活用について妥当性検討委員会の報告を示し、「一定の方向性」と言う言葉で高層ビル運営会社に50年も貸す案を進めてもいいかの様な報告をした。12月に議案提出予定。
報告書「妥当性あるとは言いがたい」
妥当性検討委員会は市長に妥当性があるとは言い難いとの結論を報告しているが、議会に対する市長の説明は9項目中、「妥当性あり」3つ「協議を要する」が4つ「妥当性に欠ける」は2つ、問題点は「解決のめどがたった」とし計画を進めたいとした。
しかし、他のプロポーザル契約と比較しても、守られるべき選定基準「募集要領」の要件を充たしていなかったと言うのが検討委員会の結論。また、他にも固定資産税を計上していない、法定上の駐車場の計上もないなど問題は明らかで、交渉相手とは成りえない状態のままなのに、市が方針決定とする事は、異常である。
高知大、年間3千万を50年払えるか
計画案は高知大が店子として賃料を払うことが前提の収支計画です。その額50年間で15億円。
大学教員の低賃金問題や学校の駐車場料金の値上げ、また、国により大学再編が進む政治の中で、大学が50年間も払い続ける約束はあるのだろうか。今議会、市政で野党となる日本共産党や自民未来が追及しているが、他の与党会派は黙っている、おかしい。
市政への風あたりは強烈!
季節は秋へ、風が気持ちよくなってきたのに、市政への風当たりは厳しい「暴風」だ。
ある市民の言葉を思い出した「市長は操り人形」。西敷地への高層ビル50年契約、不当要求の様な案件にNOと言えないなら、当然とも思える。 市長は取材にたいして「政治判断」と答えたが、止めるべきものでも政治判断なら許されるのか。市長は堂々と白紙に戻すべきだ。 まさか、責任を議会のせいにするつもりだろうか、だとしたら、利権に関っている議員もいるのではないかと疑う。不信は増すばかり。
災害中の幹部職員の競馬旅行もしかり、まじめに働く市民や職員は怒りに震えている。
まさに、トップの責任が問われているのだ。お城下を壊し、信頼を壊し、次は何が壊されるのか。
もうこれ以上、壊されてたまるか!市民は怒っている。
新庁舎は建て直しているが、市政の魂、中身を建て直す事こそ、必要になっている。
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