中学校給食開始 学校に響く 歓声と笑顔!
25日、ついに中学校給食が全面開始へ。県内の給食実施率は92%に一気に改善。城北中学校3年生を訪ねた。エプロンのデザインも生徒達自らが投票して決めたという。
NHKの取材クルーに生徒達は少し緊張気味。から揚げ、サラダ、お味噌汁、ビタミン入りの強化米ごはん、牛乳。「いただきま~す」と手を合わせ、笑顔が輝く。おかわりする生徒も。
感想を聞くと「幸せです!」と返ってきた
中学校給食スタート、子ども達の反応を見たくて城北中学校を訪ねた。生徒から「こんにちは」と先に挨拶された。
つい、私も大きな声で「こんにちは!給食はどうですか?」と返した、すると、奥の席の男子が「幸せです!」と叫んだ。女子も「美味しいです」と、笑顔が連鎖している。
実現の為にそれぞれの現場で苦労があったと思う、校長先生は感無量の笑顔、写真を取りながら生徒の声を聞いている。
中学校の給食問題は15年以上昔から指摘されていたが動かなかった。
3年前、お母さん達の市民運動で1万3千筆を越す署名が、市議会に提出され一気に実施へ加速、今日を迎えた。 世論で政治が変るとはこの事だと、私も勇気をもらう。
学校に関って子どもたちの中には、生きづらさを感じている生徒は少なくない、そんな空気の学校で「幸せ」という言葉を聞いたのは私自身、初めてと思う。 学校は幸せを生み出すことができるのだとも思った。この言葉を聞くことができて本当に嬉しい。
また、1食280円だが、中身は凄い、カレーも市販のルーは使わない、味噌汁の出しも昆布やいりこから取る本格的なのだ。
笑顔の連鎖は始まったばかり、次の笑顔の為に力を合わせよう!
*子ども達の写真は本人、校長の許可をえています。
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