生物学者・福岡伸一著書「ルリボシカミキリの青」に勇気をもらう!
最近、読んで感動した本「ルリボシカミキリの青」。生物学者・福岡伸一さんの著書だ。子どもの成長を喜びながらも心配する、ある母からの紹介だった。不登校ではなかったが「学校が楽しくない」と言った息子に伝えたいことが、この中にあると話していた。私の好きな所を紹介したい。
『調べる、行って見る、確かめる、また調べる、可能性を考える、実験してみる、失われてしまったものに思いを馳せる、耳を澄ませる、目を凝らす、風に吹かれる、そのひとつひとつが君に世界の記述の仕方を教える。私はたまたま虫好きがこうじて生物学者になったけれど、今君が好きなことがそのまま職業に通じる必要は全くないんだ。
大切なのは、何か一つ好きなことがあること、そして、その好きなことがずっと好きであり続けられることの旅程が驚くほど豊かで、君を一瞬たりとも飽きさせることがないということ、そしてそれは静かに君を励まし続ける、最後の最後まで励まし続ける』
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