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2020.03.25

入明立体交差 鉄柵取替え求める!


資料なし耐震性説明できず、説明会やり直しへ(4月中再度開催の予定)
 

 9日、築48年経つ入明の錆びた鉄柵の工事について説明会が行われた。市は12月議会に予算が承認されたことを前提に、約1年かけて「塗替え」工事を行いたいと説明。説明の中で市は塗替え工事と取替え工事を比較検討したとしているが、重大な問題は耐震性について十分な比較をしておらず、住民からの質問に「数字がない」などと回答。
 また、今回の工事の緊急性は低濃度であれ毒性のあるPCBが含まれた古い鉄材であることも注視しなければならない点である。市が選択した「塗替え」工事の場合、現地で除去作業が行われる。飛散しない液剤を使用して行うと言うが、近くに学校もあり、日常の通勤通学の人通りも多い場所であり、あえて現地で除去作業を行うことには問題が大きい。

取替え工事の検討を求める声

 住民からは「PCBが飛散している状況がわかってから、お知らせはしたのか」と、市は「お知らせはしてない」との回答。他の住民から「子どもらが鉄柵につかまって覗いたりしているが(耐震性)大丈夫なのか」と、市は「大丈夫」と説明したが、続けて「大丈夫ならそれが分かる数字を示してほしい」と聞かれたが、数字がないと説明。
 近いうち必ず来る大地震に行政は公共物の耐震化を進めているにも関わらず耐震性問題を十分に行わず、約1億円の「塗替え」工事ありきで進める姿勢に不信の声があがるのは当然です。

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