知恵と工夫の日々
紫陽花が咲く、蛍が舞ういつもと変わらぬ季節だが、今年は居酒屋さんのテイクアウト、焼き鳥の匂いが加わった。
みんな、必死に働く姿、こんなに日々工夫を求められる事があっただろうか。知恵と工夫、そして「協力」「支えあい」の輪が、どれほど人間生活に不可欠なのか痛感している。
「やっと来た!」この言葉を聞く様になった。一律10万円や持続化給付金の振り込みが始まった様だ。緊急事態宣言から約50日、遅いという声、仕方ないという声、色々あるが、OECD諸国との比較では「遅い」が事実。これからは、やっと始まった具体的支援がどう活きるか、感染が収まっているかに見えるが、次の波に備えることも問われている。
数か月の間に、医療の崩壊、生活保護の増加、学生達の「学べなくなる」悲鳴、生活の様々な危機や政治経済のもろさが、誰の目にも明らかになった。特に学生への支援は給付額が実態にあわず少なすぎる上、支援対象となる学生は約43万人、全学生数の約1割。未来社会はどうなるだろうか。ここまで若者や教育支援を「ケチる」姿に背筋が凍るが、今だけ、自分だけの政治を変えるチャンスなのかもしれない!