蜃気楼とコロナ
灼熱!蜃気楼が見える
世界中がコロナウイルス、猛暑、災害、経済危機に襲われている。アフリカ大陸では砂漠化による飢餓に追い打ちをかける様に異常発生した昆虫「バッタ」が微かに残る緑を食い尽くす、人間が生きられなくっている。
この異常事態をつくってしまったのは人間の欲望なのだ。膨張つづける儲け欲は自然をも儲けの対象に壊してきた。
コロナ禍で大きく価値観が変わり始めているが「核」もその一つだ。日本に落とされた核爆弾、反省すらないのか、日本においても原発となりエネルギー革命と賞されてきた。しかし事故を起こす度、消えない、見えない放射能が生き物の細胞や遺伝子まで破壊する。もう原発も核兵器もいらない。
原子爆弾が落とされ米軍の占領下の日本を記録に残すため長崎に来た米軍カメラマン、ジョー・オダネル氏の写真記事「焼き場に立つ少年」。その時の様子について「強い意志が感じられた裸足の少年、幼い肉体が火に焼ける、炎を食い入るように見つめる少年の唇に血がにじんでいるのに気づいた、少年があまりきつくかみ締めているため」と記されている。平和を守る他に道はなし!
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