アンケートへの返信
アンケート返信へのお礼の電話でパーキンソン病の妻を介護している男性は、死にたいと訴える妻を思うと辛い気持ちになると、涙ぐみ話す。ギリギリの生活、介護の苦悩、少しずつ身体が動かなくなる本人の辛さ。「安楽死」をどう思うかと問われた。現実の厳しさは 想像を超えるが「安楽死」をいいとは言えなかった。
過去に筋萎縮性側索硬化症患者への嘱託殺人で逮捕された医師たちがお金をもらい「楽になってもらったらいい」と命の選別を是とする発言、事件を起こしている。私は尊厳死の議論の中に優生思想を感じる。
難病を抱える本人や家族が苦しむ原因を共に考え、生きることに繋げたい。それは可能だと確信する出会いがあった。彼女は全身が震える病気、だが難病指定でない、しかし難病なのだ。お箸もコップも使えない、当然包丁をもち料理もできない。彼女は「体は大変な日々だけど夫や子どもが助けてくれるから幸かな」とほほ笑む。理解と支えが生きる力を生んでいる。弱者に対する政治の姿勢を問い続け、変えたい!
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