バイカオウレンと若者
牧野富太郎博士が土佐に春を告げる花として命名した「バイカオウレン」が五台山に白く小さな命を咲かせていた。一方、東北地域では震度6強もの地震が襲い、住民がへとへとになっている姿がテレビに映る。
この時に国会が森氏の女性蔑視発言や菅首相の息子が元大臣秘書当時、利害関係者である総務省幹部を接待していた問題で紛糾しているが、恥ずかし過ぎる姿だ。
いい加減にして欲しいと言う声が増えてきた。そんな中23歳の若者は正規の仕事を探しているがコロナで厳しいと話してくれた。今のバイトには雇用保険はなく、辞めても失業給付もないと嘆く。彼女は職業訓練を受けて資格を取って正社員の道に進みたい様だが、雇用保険の対象でない方の職業訓練制度にはハードルがあり、受けられない可能性もある。もし、受けれても訓練期間中の生活費に困るのだ。
未来ある可能性に満ちた若者が失業し非正規に苦しむままで、いいわけがない!仕事がない時に「働け」と急かすのではなく、将来に向け、コロナ後の社会に活きるスキルアップができる環境を保障するのが行政や政治の仕事だと思う。ピンチをチャンスに変える時だ!
Comments