市政に喝! 医療や雇用崩壊への危機感ない補正予算
臨時議会 ワクチン準備、理美容クーポン、暗視ゴーグル、パソコン配布予算など
PCRや抗体検査の拡充補正なし
国の第三次補正の活用が示される臨時会が開かれました。市には臨時交付金約15億円が配分されていますが、その使い道に怒りを感じます。
全国の各自治体は今、国を待てないとして臨時交付金で医療崩壊を防ぐ為にPCR検査を医療や介護の労働者、また高齢者に無料で実施しています。全国有数の病院数がある高知県、市であるからこそ、各医療機関の連携、協力のもとコロナ対策ベッドの確保も出来てきました。現場で働く方を守る検査は急務です。多大な緊張と新たなコロナ対策業務を背負う中で「心か折れそう」との声、通常の患者数が激減し、病院の報酬や収入は大幅に減り、昨年末のボーナスが20万円もカットされた看護師さんがいるとも聞いています。
感謝の言葉だけではもたない現実
感謝以上に今、必要なのは「安心」できる医療や介護の環境です。しかしワクチン接種体制を準備できてもワクチンが十分に来る目途が地方には、ありません。だからこそPCR検査の拡大は待ったなし、そうしなければ感染リスクを低減させる事は科学的に見て困難と専門家も言います。
コロナ対策予算は緊急に困っている所へ
補正予算の主な原資はコロナ対策費ですが、それを活用して行う事業は市内で起きているリアルな実態が反映される必要があります。
3月議会に提案もできるとの意見がありますが街の状況を踏まえれば今回の提案は危機感を欠き市民を守る気があるのかと、怒りが湧きます。
Comments