池江理香子選手にエール! 故・古賀稔彦さんに感謝!
「努力を信じる」素晴しさ
水泳の池江璃花子選手は白血病から復帰し、五輪出場権を獲得した。
東京新聞は「死にたい日々を乗り越え五輪へ」と奇跡だと報道。
水泳選手にとって不可欠な要素、筋力や体重が激減し、誰の目にも苦しさが分かる。
しかし、彼女はプールに戻って1年で苦手だったバタフライで優勝を果たした。
会見で「『ただいま』という気持ちで入場した、自分がしんどくても努力は必ず報われる」と涙。
その言葉に彼女の人としての生き方、凄さが伝わる。
もうひとつの衝撃は柔道界の英雄、古賀稔彦さんが53歳で亡くなった事。
学生の頃、柔道少女だった私は古賀選手の切抜き記事をリュックに入れ「あんな選手になりたい」と汗を流した。
古賀さんはバルセロナオリンピックの時、練習で膝のじん帯を怪我し出場は無理と言われていたが、
飲まず食わずの減量で出場し準決勝では一番得意の背負い投げで一本勝ち!
決勝でも気迫と技の多さで圧倒し、悲願の金メダルを勝ち取った。
なぜ、ひるまないのか。古賀さんは過去に大事な試合で負けてバッシングを受けた事がある、
その時「苦しいのは自分だけじゃない」と知ったと言う。
畳の上は独りに見えるが、皆と一緒に戦っている事、自分だけじゃない他者への感謝と尊敬の心が大事だと、心に刻む。
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