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2021.07.06

豪雨や災害対策、新・都市計画マスタープランどう活かすか

熱海市 土石流発生 開発も原因か

  静岡県は4日、開発行為に伴う盛り土の崩落が確認されたと発表しました。崩れた盛り土は約5万立方メートル、周辺を含めると約10万立方メートルの大量の土砂が流れた様です。盛り土が土石流につながった可能性もあるとし、県は開発行為の経緯を含めた原因の調査を進める方針と言います。

怖さ痛感、土地開発のあり方を問う

十数年前、私は土地開発の規制を勉強する為に、熱海市に視察に行きました。熱海は斜面開発が繰り返され、当時も自然を壊すリゾート開発に対し景観保護の運動が起きていました。
開発を危惧する住民の方の顔が蘇ります。心配していた事態が起き、改めて豪雨や地震など自然災害を踏まえた土地開発のあり方が問われています。

都市計画マスタープランの審議も大詰めへ

 現在、市は現在の総合計画のもと設けている都市計画マスタープランの後期10年の具体的検討を行っていますが、大きな改正点ポイントは単なる「災害に強い」ではなく、SDGsの持続可能な都市を目指すとしたところです。大事な視点だと思います。儲け優先の開発は見直されていく方向だと私は受け止めていますが、それが本物になるためには、行政だけでなく民間との連携、理解の上で進めて行く必要があります。同時にそれを担保するには、環境アセスメントや市独自のガイドラインなど一定の規制を行うという姿勢もマスタープランに位置づける必要がると思います。 明記する意義は大きく、思っていても書かないとなれば、担当者や行政の姿勢が変わり、変化があっても分からない軌道修正ができないことになります。 次の10年をどういう街にしていきたいのか、それを具体化、明文化する大事な審議が始まりました。

まちづくり調査特別委員会に所属していますので、頑張りたいと思います。 ご意見をお寄せください。

 

 

 

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