介護現場をどう応援していくか! 厚労省は県へ通知
感染者対応ヘルパーさんの特別手当引上げを公費で認める
高知市の介護事業所も県へ申請を
国は4日、訪問介護を行っている介護事業所が感染者や濃厚接触者に対応した場合、訪問ヘルパーさんの特別手当の引上げを認める旨の解釈変更を通知しました。(*昨年4月に遡り手当の増額の申請もできます。)
全国、4万筆もの署名が国を動かす!
「NPO法人暮らしネット・えん」が呼びかけたネット署名の意義は大きいです。
医療現場は限界、感染者や自宅療養者が増えています。当然、在宅介護が必要な方も感染しています。医療従事者だけでなく訪問ヘルパーさんへの賃金支援も必要になっていました。
人材確保としても「体制確保事業実施要綱」が使え、公費で賃金支援ができる様になっていました。今回の通知で「割増賃金・手当」について厚労省は事業所や職員の実情に応じて引き上げても可能とし補助対象を拡大しました。
県市、制度改善のお知らせは徹底を!
事業所の多くは特別手当を引上げの申請を行うものと想定されます。
国の通知は県の予算提案後ですが、県の担当課は「補正予算等で対応する」と話ました。
ただ、制度改善のお知らせは、県のホームページに載せるが、個々の事業所には通知はしないと話します。
全県には約1,500件の介護事業所あります。事業所と接点のある34市町村と連携を取れば、事業者や労働者に安心してもらえる情報提供が的確に出来るのではないでしょうか。
Comments