市民に愛される 公共交通 創ろう!具体化スタート
住民の声を、広く柔軟に聞く姿勢が大きな『鍵』となる
「改革と投資」を進める分野に
現在、市は「交通基本計画」及び「地域公共交通計画」の策定を進めています。
昨年末、市長が諮問した第3回高知市交通問題審議会が開かれ、最終案は3月7日に市長へ答申されます。その後まちづくり調査特別委員会に報告があり、今後5年間の具体的な事業内容が議論される予定です。
交通政策の専門家は「住民の声を聞くことが非常に需要」だと。「ですかカード」利用者のニーズだけでなく、公共交通を使っていない方の声も含め広く、柔軟に聞き事業を構築していく必要があります。
市はコロナ対策交付金約1億5千万円を活用して、昨年11月3日から1月30日まで電車とバスの全線を無料とする「無料デー」を実施しました。政策発表の直後から期待の声が寄せられてきました。無料運行中には、商店街の方から「こんながをして欲しかった」、若い世代は「子どもを連れてお金の心配なく買い物に出かけられ嬉しい」、お年寄りは「外に出るのが楽しみになる」と話してくれました。
共通の意見は「続けて欲しい」です。無料、低料金区間の創設を求めて市民に応え、無料区間や無料デー、ゾーン別料金制など、利用しやすい料金体系へ改革も必要な時代ではないでしょうか。「空で走るバス」を減らし、交通事業者の経営改善や意欲向上につながると思います。
政策チェンジへの世論を高めよう!
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