公共交通の利用向上目指し、新たな動きへ
バス電車無料デー・アンケート「久しぶりに乗った」50%
市民交渉、市は「第二弾」検討か
9日に行われた平和と生活を守る高知市の会と高知市の交渉では、交通問題もテーマになりました。
市民からは、市がコロナ対策予算で昨年度に実施した「バス電車無料デー」の効果はどうだったのか。また、交通弱者を支える取り組み、例えば子ども料金の無料化などを求める要望が出されました。
市が新設した「交通戦略課」からは無料デーの効果について、20日間で延べ49万人の利用があった事や同じコロナ中の比較でも利用者数が電車では2.4倍、バスは2.8倍となり、運行事業者からも「張り合いがあった」などの意見があり、大変好評だったとの事です。
「6月議会向け予算確保進める」
担当課はこれまでの形で無料化を継続するのではなく、アンケートで久しぶりに乗った方や若者の利用など、これまで見えなかった潜在的な利用者の把握ができたとし、利便性をさらに高めることや継続利用者が増える公共交通にしていきたいと、6月市議会に向け予算確保を行うと回答しました。
大型バスにかわり、デマンドタクシー制度の活用が市内12カ所で広がっています。ルート型とエリア型があり、ルート型はこれまでのバス路線を走りエリア型は家から拠点バス停まで走ります。
地域のご意見をお寄せください。
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