韓国と日本
韓国大統領選挙後、新政権で日本との関係はどうなる?なんて考えながら好物のキムチを「旨い!」とほおばり韓国料理店の大将と話す。
大将は妻と共に始めた、この店をコロナで、もう閉めようかと苦しみながらも元気に守っている。
私はこの店のトマトキムチがお気に入り。大将は笑顔で言う「僕は韓国人。日本で生まれ、ずっと働き税金も払ってきたよ」。昔、日本が東アジアで侵略戦争を始めた頃、青年だった両親に教わった本場、韓国の味を代々引き継いでいる。
不思議なメニューがある。薬飯(ヤッパ)は塩味の焼き飯ではなく、シナモンが香り蜂蜜味で木の実が混ざった甘い薬膳飯。「何で薬飯と言うのですか?」とたずねると、韓国の歴史では昔、蜂蜜は滋養によく貴重な食材、薬でもあり特に王宮料理に使われた料理だと聞く。蜂蜜の話を通して韓国の日常の歴史が少し見える。対話は相手の世界を知る入口、私にとっての「センス・オブ・ワンダー」、わくわくするのだ。
どんな壁も対話によって平和的に解決する外交を!
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