6月市議会 国政への認識が甘いのでは
市長、R3年度決算「黒字」 マイナンバーカード推進姿勢
市長は国政への怒りはないのか
市議会開会、市長は国政と経済の動向に触れ、「賃金の上昇や経済の好循環を伴わず、悪い物価上昇になっていることが指摘がされている」主旨の説明がありました。市長自身の思いや考えでの発言ではなく、他がそう言っている、他人の発言なわけです。
細かく聞こえるかもしれませんが、今の物価高騰はコロナや戦争だけに起因しているのではなく、日本の輸出貿易優先の歪んだ円安政策、金融政策も問題です。その張本人である日銀の黒田総裁は「国民が物価高騰を容認している」と発言し批判を浴びていますが、国民の苦しさを全く感知できない国政なのです。その指摘や怒りを抜きに市長が「~指摘されている」という話を聞いて、私は寂しさと怒りを感じました。
マイナンバー交付、36% 市民冷静
市長は、全国の交付率44.7%と比較して遅れているのでポイントがある事など有効性や安全性について広報を進め申込ができる「特設会場」を開設する予算を計上したと説明をしました。なぜ、普及が進まないのか。問題点はないのか、しっかり注視しなければなりません。
カードにより扱われる個人情報とは通院記録、薬剤情報、特定検診情報、公金受け取り口座、ワクチン接種証明などです。一枚のカードにこれほどの情報が集積されます。
使い勝手も悪く、暗証番号扱いも不安
申請やひもづけ時にポイントがあるとしても、なりすましや漏洩の怖さもあります。また5年に一度、市役所へ申請、保険証として利用する場合は顔認証や暗証番号が必要、電子証明の期限が切れたら受診できなくなるといいます。カード普及より医療費の負担軽減をしてほしいです。
Comments