参議院選挙 銃撃事件
参議院選挙の後半、元安倍首相が街頭演説中に銃撃を受け亡くなるという事件が起きた。言論を暴力で封じる、どんな理由であれ許されない。心からご冥福をお祈りいたします。クーデターやテロ、戦争も同じ、日本の歴史をみると太平洋戦争が始まる20年前に最高刑が死刑の「治安維持法」ができ、この悪法の元、国家によって言論弾圧や拷問が終戦まで繰り返されてきた。
戦争を嫌だという者、国の方針に従わない者、すべて対象とされた。平和、反戦を貫くがゆえに弾圧対象とされた日本共産党は7月15日で100年を迎えるが、今も偏見の目で「怖い」「名前を変えたらいい」と言われる事がある。しかし、本当に怖いのはどっちだろうか、暴力や戦争を平気な顔で、肯定する方が怖い。
歴史と反省を重ね今や自由と民主主義は普遍なものとなり、戦争はしてはならないと国際法にもなったが、参議院選挙直後の圧勝した与党から自衛隊は合憲、戦争ありの改憲だと一層、軍国化の動きは強まっている。
暴力により奪われた命は二度と戻らないと知りながら。
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