猛暑!学校のプールを使えるよう願う!
汗をふきふき地域を回る。「プールはなんで開かんが?」
日焼けが似合う小学校5年生の女の子が私にたずねる。昔から、夏休みの思い出と言えば水遊び。今はなんと!学校のプールが使えないのだ。現在小学校39校中、夏休みのプール開放は旭と九重小学校の2校のみ。監視員を配置できない事が事態を作っているが、本来、格差を埋めるのは行政の大事な仕事ではないだろうか。
その道の奥に小さい自転車のある、お家をたずねた。にこやかなお母さんがドアを開けてくれたが、表情が険しくなって「息子がゲボして熱中症だった」「プールもないし、外は暑すぎ、家におるしかなくて可哀想」と話す。
プール開放のルール、監視基準や安全性が高まることは良いのだが、肝心のプールが使えないのは本末転倒。
夏休みも働いている親は多く、プール監視のお手伝いができないのが現状。手伝わないならプールは開けないと思える行政の態度。想像して欲しい、プールに水しぶきと、子ども達の歓声が聞こえるそんな光景、夏休みを。
教育行政の努力で、やり過ぎと言われている学力テストを減らせば、プール開放に必要な予算はつけれるはず。
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